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読書感想

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自分の読書感想noteまとめ
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#読書記録

2023年上半期舞台映画鑑賞や読書etc.の記録

下半期はひとことずつでもアウトプットする。 noteももうちょい更新する。(たぶん) 感想を言葉に起こすの苦手すぎて・・・。 単純に言語化が苦手なのと、 否定的な感想を持ちやすいからこんなこと言うと好きな人に悪いなぁ〜と遠慮しちゃうんだよお。 訓練します。 下半期一覧はこちら↓

読書記録/「ワーニャおじさん」チェーホフ

うーん。私にはまだチェーホフの良さが分からない。 短い本なので、とりあえず読んでおくかと手元に置いていたのですが、 今、さくっと読める薄さの本が読みたい気分になり、そのなかで一番薄かったこの本を手に取りました。 ただ、自分が思っていたよりは、手も足も出ないような分からなさの話でもなかった。 勝手な思い込みで、チェーホフは、凡人には全く理解のできない摩訶不思議な作品を書くというイメージがあったのですが、 そこまで摩訶不思議ということはなかった。 ひとつの歪な家族がい

読書記録/「ABC殺人事件」アガサ・クリスティ

Amazon Audibleで聞く読書。 私はPodcastとか耳で聞く系のコンテンツが結構好きで、その話は少し前に記事にもしました。 で、聞く読書で一番私が相性がいいなと思っているのが、 「名作推理小説」。 名作は「いつか読みたいけど、急いで読まなくてもいい」のでついつい後回しにされがちなので、とりあえず読んでみたいものは聴く読書、おすすめです。 また推理小説がフィットすると思う理由は、 文章を味わい楽しむよりも、ストーリーを楽しむことに重きが置かれているからかもし

読書記録/『グラスホッパー』伊坂幸太郎

伊坂幸太郎の世界観が好きです。 『オーデュボンの祈り』を読んで、すげえええってなって、 『アヒルと鴨とコインロッカー』は映画がすごく好きで、 『砂漠』は最近読んだなかで一番気に入ってて。 伊坂幸太郎作品は時間がかかっても全部当たっていこうと思っているのですが、今日は『グラスホッパー』を読み終えました。 好きといいつつも、若干テイストに飽きてきている自分に「おやおや」となりつつ(笑) でも登場人物達が放つ達観したような台詞がやっぱり好きです。 それと登場人物それぞ

読書記録/『放課後』東野圭吾

東野圭吾さん、あんまりはまらないんですよね〜(数える程しか読んだことはないのですが) でも信じられない速度で新作が出てくる(しかもどれもこれも実写化する)ので、半端ないなと思っている作家さんのひとり。 そんな東野圭吾のデビュー作『放課後』。 うーーーん。 残念ながら今回もそんなにハマれなかった! なんて言ってもはじめの1章くらい読んで飽きて、 1〜2ヶ月ほど枕元で放置してまして。 最近やっと途中から読み始めて、読み出すとするする数日で読み切った、というかんじです。

読書記録/『FACTFULNESS』ハンス・ロスリング他

今更ながら「ファクトフルネス」を読みました。 2019年1月に日本で初版が出版されて、4年後の2023年まで未だに本屋で平積みされている本。 その意味は分かった気がします。 要は、きちんと数字を見て世界の実情を正確に知りましょう、という趣旨の本。 ほとんどは「思ったより世界は良い方向へ進んでいる」ということを数字で裏付けしてくれているものだと思いました。 着眼点として面白いと思ったのが、 「正しい数字を知って、無闇に良い悪いと分断するのはやめましょう」というだけでな

読書記録/『ファミレス』重松清

『恋妻家宮本』という映画の原作。 映画のほうが好きなので読んでみました。 映画ではまるまるカットされているエピソードが交わっていて、それも良い意味でフィクションっぽく素敵なお話。 夫婦と親子と家族と、その関係を、日常の食事で描かれています。