残り1ヶ月、ここからどこまで強くなれるか?

組手の大会までいよいよ後1ヶ月。
4/18に静岡にて、極真空手の大会、今回は組手(1対1で戦うやつです)に出場します。
フルコンタクトと呼ばれる種類の空手では、手を使った顔面攻撃以外は基本ありで、ガチで殴り・蹴り合います。(ハイキックを顔に喰らったらヤバい)

僕は子供の時から、喧嘩では勝ったことがないし、中高の授業にあった剣道でもボコボコにやられるのを耐える苦しい時間でした。
高校くらいからK-1や総合格闘技のブームが来て、アンディ・フグとかアーネスト・ホーストとか、フランシスコ・フィリオとか、
その時から格闘技を観るのが好きで、ずーっと見てたことを思い出します。

そこで、1年ほど前、空手の大会で勝つというゴールを、コーチングを提供する自分自身のチャレンジとして設定しました。
(これまでは、フィットネス感覚で1年続けていた)

本来なら1年前の大会に出場していたはずですが、コロナの影響で昨年は組手の大会は開催せれず。でも内心どこかでホッとした自分がいました。
そして、いよいよ組手の大会があると知ったのが1月、
同じ道場から出場するのは黒帯の先輩1名のみ、最弱の僕は「本当に出るのか?」と何度も確認される。

うーーー、と2秒位悩んだけど、出ると決めたから出るぜ!
と腹をくくって、申し込みしました。(申し込むのは得意w)

そしたら、稽古の量も増え、今や週に4回のペース、近所なので夜の予定は殆ど空手一色に。
師範は極真の元世界チャンピオンで、週1回は僕のためにマンツーで稽古をしていただくという、何とも贅沢な状況。

自宅でも、オンラインミーティングの合間に、教わったことをシャドーでやったり、筋トレしたり。外出してしまうと中々できないので、実はリモートワークって、何かチャレンジするのに最適な環境ですね。

だけど毎日ボコボコにやられ、身体中アザだらけ。マジで痛いぞ><
1対1のスパーリングをやればやるほどに課題が見え、それをやったらまたその先があるという果てしない、いったいどこまでやるのかという感覚。

でも、やればやるほど、少しずつ突きや蹴りが相手に入るようになり、相手の攻撃を受けかわせるようになり、一歩一歩前進を体で感じられるのが何よりやりがいを感じています。

稽古の最後には、ウタケン(打たれ強さ研究会というらしい)という稽古では、師範からみぞおちへのボディブローと、ローキックを食らい、目玉が飛び出るほどの衝撃に、悶絶し立てなくなりながらも、日に日に少しずつ耐えられるようになり、自分のコンフォートゾーンが広がっていくのを体で感じています。(これまでの人生、ここまでボコられたことはまずないし)

今の自分って、過去から見ると最強だと思えば、未来から見ると最弱であることをまじまじと感じます。

しかし、先日の稽古を振り返ってて気づちゃったのが、
「自分は弱い、勝てない」
というセルフイメージがまだあるなーと。

だから肝心なところでビビって腰が引けてしまう。仕返しが怖くて強い決定打を出せない。情けない。。
無意識のどこかで、
「試合に出場するだけでいい」
と思っているのだろう。

でも、負けるためにこんなに時間とエネルギーを使うなんて、たまったもんじゃない。と書いてて悔しくなって来た!

さあ後1ヶ月、勝利に向けてもっともっと鍛錬していくぜ!!
コーチたるものチャレンジし続けなー!


仕事に限らず、新しいチャレンジをしたい人、現在コーチングの体験を受け付けていますので、ぜひどうぞ。

https://twitter.com/Kenta_Motegi


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