見出し画像

フリーランスになってお金が余ったときに考えること

🎉8/23日23:59まで特別価格の100円!🎉⭐→終了しました

今では失われてしまった旧約聖書の一節には、こんな言葉があります

「フリーランスとは、税金との戦いである」

昔の人は良いことを言ったものですね!

そんなわけで、フリーランスになってそこそこ売上が上がったときに行うべきフリーランスの金融施策についてつらつらと書いていきます。

本エントリのモチベーション

フリーランスで稼げるようになるには、スキルアップのためのお勉強をしたり「人脈ゥ〜人脈ゥ〜」したりするアクションを取るのはごく一般的ですが、これら稼ぐ能力はRPGで言うところの攻撃力に相当すると思っています。
もちろん、とても大事です。これがないと始まらないですから。

しかしながら中盤戦以降は、お金を減らさない能力、すなわち防御力も重要になっていきます。

フリーランスの稼ぐ能力お金を減らさない能力は表裏一体だと私は考えているので、ついおざなりにしがちな防御力の上げ方について皆さんのお役にたてればと思っています。

なお今回のエントリは、一般公開にすると物議を醸す内容が含まれているので有料とさせていただきました。楽しみにしてた人、ゴメンね!

対象読者/非対象読者

・フリーランスになって、とりあえずそこそこお金が余るようになったけど、どうしたらいいのかわからない人
・基本的に財産保全系の金融施策なので、攻めの投資(投資不動産とか銘柄株とかFXとか)をしたい人は対象外です。

このエントリのゴール

各施策トピックを一つ一つあげて、それぞれのの特性について述べていきます。

最終的に自分に合った施策の優先順位を、自分で判断できるようになることをゴールとしています。

では早速、やっていきましょう!

円預金

みんな大好き現金預金。現金預金もってれば安心ですもんね!
現金預金残高こそ安心安全の証

まぁ煽りはこれくらいにして、おそよフリーランスが扱う「金融商品」としてこれほど最悪のものはないと思います。

まず、手に入れるまでに全額に課税されます

そんな思いをして溜め込んでも、年利が0.02〜0.1%とかそういうレベルです。子供銀行でももう少し増えそうな気がしてきます。
そんでもって、為替レートに対するリスクヘッジがゼロ。為替で円が弱くなれば、円預金の額面がかわらずとも、世界から見た価値はブンブン減少していきます。
そして、どんなに溜め込んでも、銀行が破綻したら1000万円までしか保障されません。1口座あたり1000万じゃなくて、同時に死んだ銀行全部で1000万です。

もはや日本政府、金融庁、国税局、銀行、証券会社のすべてが、円預金を憎悪してるとしか思えないほどの冷遇っぷりです。

...まぁ経済の仕組みをちょっと勉強すると、その理由も納得ですけどね。
現金を預金すると幸せなのは銀行ぐらいなんで。しかも現在、市中にはお金がダブついてる状態なので、銀行は㍉ほどもあなたには感謝していないのは確実です。

円預金という金融商品はそういうものだ、と覚えておいてください。

日本には「銀行預金は投資じゃない」と思ってるハッピーな人が結構いらっしゃいますが
「為替リスクヘッジゼロ、円建て、元本保証、ただし利率がクソザコ」
という立派な金融商品です。

銀行「は?金?まぁいらんけどしゃーねえから一応預かるわ。利息は10万円を1年預けたら...ほら、20円な。ふ菓子でも買えよ」
年利:年0.02〜0.1%
流動性:高い
節税効果:節税どころか全額に課税される
限度額:なし
差し押さえ:可能
預金保障:全銀行の口座全部ひっくるめて1000万円まで

小規模企業共済

色んな意味で最強の金融施策

7万/月を上限に、つまり年間で最大84万円まで突っ込める共済です。最低金額は5千円/月で、キャッシュフローが悪化したときには金額を減らすこともできますが、全ツッパしといて困ったら共済から金借りたほうが断然お得です。
零細企業経営者や個人事業主なら問答無用で加入できるという、間口の広さもGOOD。

共済と名前がついてますが、共済掛金総額より解約返戻金の方が増えるので年金の積立に近い商品です。

ここから先は

5,518字

¥ 380

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?