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シェアハウスでトイレが詰まった時に手に入れるべきたった1つのソリューション

誰もが一度は経験したことがある「トイレの詰まり」。

その原因はさまざまであり、間違えて異物を流してしまった時、トイレットペーパーがなく代わりの紙を使ってしまった時、もしくは流せる系トイレシートの複数枚使用により流せない系に変質してしまった時など、気をつけていても不意に詰まらせることは誰でもあるだろう。

特にありがちなのは、トイレットペーパーの過剰使用により紙が溶ける速度と水が流れる速度のバランスが崩れ、紙が排水口にスタックしてしまう事ではないだろうか。
そして、時としてその紙の下に最も避けたいが避けられないモノが潜んでいる場合がある。

そう、

硬く量の多い「大便」だ。


トイペの下に要注意

特にそれがシェアハウスで発生すると事が深刻である。

先日まさに、当シェアハウスでも硬めで多めの大便に起因するトイレ詰まりが発生した。(言っておくがラーメンの注文方法になぞらえているわけではない。純粋に大便の話だ。)

なにせ自分のものでも家族のものでも愛する恋人のものでもない、一応一緒に暮らしてはいるが誰のものか分からない不特定大便を扱わなければならないのだから、それ相応の勇気は必要になる。

もちろんシェアハウスの住人は家族と言っても過言ではないが、ダイレクトに便を扱うには動揺は免れない。
しかも最悪の場合、誰のものとも分からない茶色い汚水が床に流れ出ることになり処理範囲が一気に広がる。住民が多い分被害は深刻だ。

想像してほしい。朝トイレに入ってみたら誰かの流し忘れがあり軽い気持ちで流してみたら排水口が詰まり始め、表面ギリギリまでじわじわと水位を上げる茶色い汚水を。。。。

「あと数センチで溢れる!!床にウ◯チが流れ出す!!!!」


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床汚水だけはなんとしても避けたい。
しかし流してしまったからには止めることもできずプチパニックに陥る。まさに覆水盆に返らず。

とにかくこれはいち早く住人と管理人に知らせ被害状況の報告とソリューションを仰ぐ必要がある。

当時のLINEから焦りが伝わる

シェアハウスでのトイレ詰まり初心者でプチパニック状態の筆者に比べ、流石の管理人は冷静である。
運営から5年、何度もトイレ詰まりを経験したであろう肝の座り方で語尾に☆マークまでつけて即レスだ。面構えも心構えも違う。

それに比べ、こちらはシェアハウスで初めてのトイレ詰まりだ。しかも今にも床に溢れ出しそうな大量の大便水を目の当たりにしている。
恐怖しかない。

1人で対応するにはあまりにも知識と経験が不足しており、心細さと不安から一旦様子見で時間を稼ぎ誰かの援護を期待しようと甘えた考えの下心が顔を出す。

冷静に諭される一幕

しかしそんな下心も見抜かれている。おそらく過去に数多の住人が同じように戸惑い、放置しかけ、それを阻止した経験があるのだろう。もしくは過去に実際に放置され住民同士の治安が悪化した経歴があるのかもしれない。

トイレ詰まりの基本から叩き込まれ、放置せずさっさとやれと言わんばかりにピシャリ!
可愛めのスタンプで冷静と余裕を装うがパニックは隠しきれない。

以前に業者レベルの深刻な詰まりが発生した様子が伺える

なんと。ソリューションの最上位である水のトラブル業者も頼りにならないらしい。
結局はひたすらスッポンで流し切るしか方法はないのだ。

手早くやり切らねば逆流の可能性さえ否定できない。
溢れるか溢れないかのデスゲームの開始だ。一歩やり方を間違えれば汚水にまみれることになる。それどころか一滴の跳ね返りもご遠慮願いたい。

真空状態にして詰まりを取るというよりも、丁寧に固形物を柔らかくするようひたすらスッポンで汚物をほぐすこと3分(意外と早い!)

流れに希望が見えてきた。
 
固まった大便と紙がほぐれてきた感触を感じ、便器に溜まった水が減ってきたのだ。
急速になくなる大便水に安堵し、念の為水を流してみたらその水も正常に流れた。

一歩間違えれば大惨事になるところだったが、業者も御用達のトイレのスッポンはやはり強い。無課金ユーザーでも勝てるアイテムに間違いはなかった。たった3分で業者代1万円相当の節約になったのだ。時給で換算すれば20万円に相当する。スッポンのコスパ最強。

(尚、正式名称はラバーカップというらしい。日本名では「つまり取り」。そのまんまや。スッポンは単なる擬音語なので以降の呼び方に注意したい。)

しかし今回のデスマッチで我々は一つ大事な視点に気がついた。

詰まってからどうするかではなく、そもそも詰まらせなければいいのだ。

問題を解決するのではなく、問題を起こさなければいい。
つまり、柔らかくスムーズな便を出せばいいということだ。

異物の流し込みは当人がその場で注意すればよいが、硬め多めの便は生理現象なので、その場で注意してどうにかなるものではない。まずは常日頃腸内環境の改善から努め我々が一丸となって流しやすい便を排出する必要がある。

食物繊維の案もでたが、農業を生業とする野菜に詳しい住民によると食物繊維は取りすぎるとカチカチになるので菌活がいいらしい。

カチカチになったらNFTで売る案も出た

菌活

ビフィズス菌
ヤクルト
ヤクルト1000

ヤクルト1000!


なんと!こんなところで今話題のヤクルト1000の需要が発生した。
睡眠の質を向上させると話題で、今や1日に100万本以上売れているヤクルト1000。ヤクルト社の株価もうなぎ登りで期待の乳酸菌飲料だ。

しかし、今やヤクルト1000は庶民が気軽に手に入れられるものではない。
メルカリやAmazonでは驚きの高額転売が横行している。元値7本980円が3〜4倍の価格になっているのだ。*2022年6月現在

1ヶ月分でちょっと良い寝具買えるよ、、、

特に今回我々は睡眠の質を向上させたいのではない。
あくまでも大便の質を向上させたいのだ。

それなら腸に効きそうな菌が入っていればこの際なんだっていい。
直ちにヤクルトの下位互換、ジェネリックヤクルトを仕入れることにした。

そこで今回、ジェネリックヤクルトとしてアサヒ飲料の「守る働く乳酸菌」(100ml30本3045円)をモテアマス福利厚生として入荷することにした。

ラベルレスでSDGsにも配慮された製品だ。

メーカーによる説明を読む限り、選び抜かれた乳酸菌で季節の体調管理に役立つらしい。
抽象的すぎて正直どこにどう効くのか全く分からないが、カルピス由来で特別な乳酸菌なら間違いはないだろう。
ヤクルトに対抗できるのはやはりカルピスかピルクル以外にはないので、今回はカルピスに期待を寄せる。

注文の翌日には早速ジェネリックヤクルトならぬ「守る働く乳酸菌」が到着した。30本もあればしばらくは腸活が楽しめるだろう。


と思いきや


なんと

たったの1日で30本完飲した。


住民がそんなに菌を欲していたとは驚きだ。各人1日で2〜3本は飲んだ計算になる。届いた翌日には1本も残っていなかった。

このペースで消費されたら月額9万円のコストになってしまう。
これはもう経済的な観点で言えばトイレを詰まらせて業者を呼び続けた方がまだ安いくらいだ。

しかし、そんなに好評ならこれからも菌活は続けるべきだろう。
美味しく飲んで健康になり、トイレの治安も守られるなら買わない手はない。

法外な高値取引の心配もなくSDGsにも配慮された、我々シェアハウス向きの乳酸菌飲料「守る働く乳酸菌」。

これからもアサヒ飲料の「守る働く乳酸菌」にはシェアハウスの治安維持に貢献してもらいたい。

そして住民各位にも腸内環境の維持と並行して、乳酸菌飲料が不足しているときはトイレの使用方法もあらためて念頭に置いていただき、これからもモテアマスの治安を守っていただきたいと思う。

このnoteのアフェリエイト売上は恵まれない大人たちのジェネリックヤクルトになります。

企業名:アサヒ飲料
ブランド:‎カルピス由来の乳酸菌科学


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