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序文公開『CAMBODIA BOOK カンボジア観光ガイドブック 知られざる魅力』

カンボジア本の序文を公開します。

(以下、本文より)

INTRODUCTION
まだ知らない「カンボジア」へ

カンボジアと聞いて、僕ら日本人が思い浮かべるのは「内戦、地雷、貧困」といった負のイメージになりがちだ。旅行先としては、世界遺産のアンコールワットは有名。しかし「それ以外に何があるのか」と言われると、特に何も思い浮かばないのがきっと正直なところだろう。僕もカンボジアへ来る前は、そういう漠然としたイメージしかなかった。

70年代の内戦はカンボジアにとって悲劇だったが、この数十年の間に国際社会の支援を得ながら、カンボジアは着実に復興の道を歩んできた。今や経済成長率は年7%を推移し、首都プノンペンの発展は目を見張るものがある。

観光としては、アンコール遺跡群はもちろんのこと、素晴らしいシェフがいるレストラン、エッジの効いたバー、おしゃれなカフェ、美しい南の島々をはじめとする大自然、ラグジュアリーな都市型ホテルからサステナブルなリゾートまで、(あまり知られていないけれども)実はカンボジアは多くの魅力で溢れている。

本誌は、それらカンボジアの知られざる魅力を、実際に僕が足を運んで訪れ、一冊の本としてまとめたものです。一般的な観光本のような「ただの情報の羅列」ではなく、できるだけ狭く深くを意識して「ここに行くためだけにカンボジアに行こう」と読者が思えるような場所だけを僕の独断と偏見に基づいて厳選しました。

もう一つ、選定基準があるとすれば、それは「カンボジアに対する既存のイメージを覆す」ような場所を多く選びました。多くの方が思い浮かべるカンボジアのイメージ、例えば「貧乏旅行、汚い、危ない、安っぽい」ではなく「ラグジュアリー、サステナブル、ハイクオリティ、ハイセンス」なカンボジアの姿です。これから本誌を読むあなたが「カンボジアにこんな場所があるのか! 」という驚きとワクワクを、ページをめくる毎に楽しんで頂けたらと思います。内戦と貧困というイメージから脱却し、カンボジアはまさに今、新しい時代へと突入しつつあるのです。ようこそ! まだ知らない「カンボジア」へ。


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こんにちは。ベトナムのホーチミンに住んでます。Pizza 4P'sというレストランのサステナビリティ担当です。