小さい事からなるモチベーション
僕は日頃から小さいこだわりのものを使ったり作ったりして日々の支えにしている。
日常的に使うペンもお気に入りを使えば嫌な書類を書く時間が趣味の時間になるし、使いやすさを考えたツールポーチのお陰で、仕事中にも使いやすさにいちいち感動しては心の支えになる。
そんな支えが絶対必要かと言うとそうでもないが好きなものや頼れるもの、小さなストレスを無くしてくれるものが身の回りにあるだけで過ごしやすく、日々はよりよいものになると信じている。
今日雪予報だった。降ったら雪景色を撮りに出かけようかと思っていたけれど降らないようなので少し気になる事を改善してみようと思う。
これは愛車のアームレスト。
いつからかこんなふうに内側がぷっくり膨れて浮いてしまってきていた。熱いものを置いたのかよく覚えていないがこれが少し気になる。ひじを置くのに特に支障はないが、どうも気になる。
誰かと行く旅行はもちろんちょっとしたドライブも好きだ。
そんな楽しみの間に少し水をさされそうな気がしているのである。
少し遠い目的地を目指し、夜中に雪のそぼ降る田舎道をすすむ。
暗くさみしい道に明るくたたずむコンビニを見つけてほっとする。
外に出ればキンと冷えた風が肌に当たる。さむいさむいと言いながら。道中につまむものとあったかいカフェラテを買って車に戻る。エンジンをかけて出発までのそれまでにでた空の容器を整理し、お菓子の封を開けようとする。
カフェラテを一時的にアームレストに置こうとする。一部が平らで無いことを思い出し少しよけて置く。
暇な時に直しておかないと...考えながら封をあけたものを一つ口に運ぶ。
ほんの少しのわだかまりが心に残る。
みたいな楽しいことの間にハッと少しの嫌なことを思い出すのが嫌なのである。
お気に入りの財布のストラップがどっか行っちゃって、財布出さない間は忘れてる。いい服を見つけて買おうとした時ストラップの取れた財布と対面...ああ、そういえば取れてたな...といい服見つけたのにちょっと落ち込む。嫌だよね。
だからなおす事にした。
車から外し、分解する。難しくないね。ねじで止まっているだけ。
剥がして行く。合皮の下にスポンジが入っている様子。
このスポンジがプクプクと浮き上がっていたみたい。
こそぎ落としては、ヤスリでけずる。
手持ちのスポンジでは幅が足りないので革の端切れを貼ることにした。
ただ黒い革を貼っても良いけど純正はわざわざモチモチとした感触になるようにスポンジを入れていた。よこれで程よい弾力になるはず。
貼って端を整えて段にならにようにする。
外の革も適当な在庫を使う。あまり質の良いものでは無いけれど十分。
これは学生の時詰め放題みたいなので買ったのこり。
貼り付けていく。
革の厚みで微妙なところもある。横着せずに端はすいておけばよかったね。
元に戻す。
言わないとわからないくらいに馴染んでいる。
これで次にコンビニへ寄ってここへ何かに置いた時、
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