時間あるなしのジレンマ【メモからの抜粋】

この日は祝日だった。

朝はちゃんと起きた。8:00くらい。

せっかく起きたけれどやらなきゃと思っていた部屋の掃除もやらずに活力のなさを感じた。

机に座ってゲームをつける。ps5になって動作性と画質の良くなったサイバーパンク2077を起動して、街中を少し走った後、1時間もしないうちにレストモードにする。

どうも元気が無い。カップ麺でも作って食べれば、一時的に食から得られる幸福があるのは分かっていた。ただそんなに活動していないしお腹だってあまり空いていない。

ただ無駄に脂肪を蓄えるだけで意味が無い。

仕事をしている時はちょっとしたをToDoに対してかなり前向きで、ワクワクする。通常業務がひと段落するのが待ち遠しい。少しの手間と時間でこの先の生産性が変わるのが楽しい。意味が残るのが楽しい。

いい加減慣れた通常業務ばかりやっていると退屈が膨らみ、こんな事してて何の意味があるんだろうと思い詰め始める。だからちょっとした問題について通常業務中に解決策を考えるのが脳の暇つぶしになっている。

そして考えたことをスキマ時間に実現してみる、だいたいうまくいく。楽しい。その後の日常業務もそのテンションでできる。心の健康を感じる。一石二鳥だ。うまくいかなかった場合？脳の暇つぶしが終わらなくて楽しい。

日常業務から一時的に逃げ出したいという気持ちもある。基本的に日常業務は目標より早く仕上げているのでこのくらいの余地はある。なんなら途中気晴らしをしないと進行のスピードが落ちてかえってマイナスになる気さえする。

かたや家に戻ると仕事という枠や給与はない。
ただ自分がいて、それをやってみたい実現欲求だけで保たなければいけない。誰かが一緒にやってくれたり成果を共有できたり、工夫したものについてありがたがられたりすることが無い。

それでも作る時、工夫する時、考える時はある。
あの活力はどこからくるんだろう。ない日からすると見当もつかない。

新しい仕事のアイディアも、どうも腰が重い。

そして明日、得意でない朝を起きて仕事に向かう必要がある。

そんな時にやっとやる気に満ち溢れてくる。

少し前に考えていたバックのデザインと財布のかたち。

スケッチを残したいとか、文章を書きたいとかが溢れてくる。

それは寝なければいけない深夜。いま。