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株初心者が1年間NISAをやった結果 ~配当金と優待で得する!~

初めまして、もすこと申します。
本記事では、株初心者で母の言われるがままNISA(not積み立てNISA)を開始し、1年ちょっとで20万円の利益を得ることができた、基本のノウハウを
初心者だからこそのわかりやすさで解説させていただきます。
よく「投資に正解がない」と有名なYoutuberさんもおっしゃっていますので、あくまでイチ初心者のやり方だと思って御覧ください。
 

~目次~

  • そもそもNISAとは?

  • NISAと積み立てNISAの違い

  • 配当金とは?

  • 株主優待とは?

  • 目指せローリスク! ~損したら売るな~

  • 個人的オススメ株


①そもそもNISAとは?

ざっくりですが「税金がかからずに投資ができる制度」です。
投資はお金のやり取りですので、利益がでれば税金が発生します。
例えば、1万円の利益がでたとしても税金で20%引かれて8000円になってしまうのです。
(正確には20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)らしいです)
また、株の売買には手数料(1000円くらい)が発生しますので、利益はさらに小さくなります。

以外と高い税率を気にせず、非課税で投資ができるNISA制度。
NISAはひとり1枠しか利用できませんが、投資を始めるなら必ず利用したい制度です。

②NISAと積み立てNISAの違い

現在NISAには2種類あります。
ひとつは通常の「NISA」で、こちらは年間120万円までの投資を非課税で利用することができます。
期日は5年間ですが、6年目に「ロールオーバー」をするとまたNISAを引き続き利用できます。この「ロールオーバー」が少し難しい(個人的に)ので、後ほど…。
とにかく「NISA」は年間120万円×5年間=600万円の非課税枠があります。

一方「積み立てNISA」は年間40万円までの投資を非課税で利用できます。
期日はなんと20年間!非常に長い期間のため、こちらは「ロールオーバー」はできません。
「積み立てNISA」は年間40万円×20年間=800万円の非課税枠です。

こうしてみると、「積み立てNISA」の方が非課税枠が多く、かつ年間40万円という金額が現実的なので利用する方が多いかなと思っています。
(年間120万円確保するのって結構大変ですよね…)
また「積み立てNISA」は、株の売買を証券会社にお任せする「投信」ですので、基本的に放置すればOKなのがメリット。お手軽ですね。

しかし、個人的には「NISA」もオススメしたいです。
「NISA」は「個人で株銘柄を選ぶ」ことができ、なおかつ「配当金・株主優待が受け取れる」というメリットがあります。
また投資のタイミングを自分で選べるため、「買い時だ!」と思ったときに大量に購入し、ハイリターンを狙うこともできます。

下記では「NISA」での投資方法について触れています。
※「積み立てNISA」では配当金・株主優待がつかないため。
投資資金に余裕がある、自分で株の売買をしたい、配当金が欲しいという方はぜひ下記を参考にしてみてください。


③配当金とは?

わたしの大好きな配当金の説明をさせていただきます(* ´艸`)
配当金は、会社の利益に応じて株主に支払われる謝礼金みたいなものです(わたしの解釈)。
一般的に会社の利益が増えれば多なり、逆に利益が減れば少なくなります。
配当金の金額は一定ではないことを念頭にしておきましょう。
(今まで年間5000円だったのに、突然0円ということもあります)

年間の配当金は各企業の銘柄詳細の「一株配当金」の欄に記載されています。また並列して「配当利回り」という項目もあります。
「配当利回り」とは、現在の株価に対しての一株配当金の割合です。
つまり、「配当利回り」が高いほど、投資した金額に対しての配当金が多いということになります!(お得)

例えば、株価が2000円で1株配当金が30円のA社の場合・・・
「配当利回り」は30円÷2000円=0.015=1.5%となります。
対して、株価が1000円で1株配当金が20円のB社の場合・・・
「配当利回り」は20円÷1000円=0.020=2.0%となります。

そしてこのA社とB社の株をそれぞれ20万円分購入した場合、
A社からは年間3000円、B社は年間4000円の配当金が入ります。
このように、同じ金額投資すると考えると、配当利回りがよいB社の方が利益は大きいですよね。

ちなみにわたしは配当利回りが4%以上の企業を中心に投資しています。
この場合、年間120万円分の株を買い付けたとすると、
配当金だけで年間4万8千円の利益が得られる計算です。
(実際は多少売買をしたくなるので、もう少し減ります笑)
でも、銀行口座に120万円貯金していると考えると、かなりお得ですよね。

配当利回りが高い株の最大のメリットとして、株価による損ができても長期保有し続けることで、損を防ぐことができます。
例えば、株価1000円、配当利回り4%の株を10万円で100株買ったとします。
購入後、株価が800円まで下がり2万円の損失がでてしまいました。
しかし!配当利回り4%なので、配当金が年間4000円入ってきます。
つまり、単純計算で5年間保有していれば、損した2万円は帳消しできます。

また株価は基本的に下がれば、上がります(ベンチャー株を除く)。
よほど高値の時に購入しない限り、800円だった株価も900円、1000円と戻っていきます。
配当利回りが高い株の方が、株価で損した場合のカバーがしやすいのです。


④株主優待とは?

株主優待とは、株を持っている株主に対して支払われる謝礼金その2です(わたしの解釈)。
株主優待のある企業、ない企業がありますので、銘柄詳細の「優待情報」を確認してください。

個人的には株主優待よりも配当金重視ですが、よく利用する店舗を運営する企業が優待を出しているならば購入するのはアリです!
例えば、某レストランをたくさん運営している「すかいらーく」さん。
「すかいらーく」さんは100株の保有で、年間4000円分のお食事券がもらえます。さらに、保有している株数で金額も上がっていきます。
某レストランが大好きな方はぜひ買いたい株ですよね。

配当利回りと合わせて、年間にもらえる特典としてぜひチェックしてみてください。中には「300株、500株以上」といった株保有数の条件や、「1年間以上保有」などの条件がついているところもあるので注意です!


⑤目指せローリスク ~損したら売るな~

「株価が下がったからってすぐ売るな」これはうちの母から口すっぱく言われた言葉です。
これは本当です。なぜなら株は「売った瞬間に損が確定する」からです。
逆に言えば、「売るまでは損は確定しない」ということです。

例えば、株価1000円の株を100株買ったとします。
1年後、株価が800円まで下がってしまいました。このとき、株価の評価額としては2万円のマイナスです。
ここで怖いから、と売ってしまうと2万円の損が確定してしまいます。
企業の状態(例えば不正をして企業イメージが悪くなった、今後業績が回復する見込みが全くない)など、株価が回復する見込みが本当にないのであれば仕方ありませんが、大体はそうではありません。

株価が下がったときにやっていただきたいのが「買い増し」です。
800円まで下がったときに、さらに100株買ってほしいのです。
すると、(1000円×100株)÷(800円×100株)÷200株=900円 ということで、1株あたりのコストが1000円→900円に下がります!
こうすれば、株価が1000円まで戻らなくても、900円まで戻れば損は消えますよね。
さらに配当金がある株であれば、プラスにすることもできます。

「売るまでは損は確定しない」
損を確定させないために、株の買い増しや配当金を活用して、ローリスクを目指しましょう。


⑥個人的オススメ株の特徴

株は企業の人気投票みたいなものだと思っています。
今後どの企業が伸びるのか、株初心者には分かり難いことです。
まずはローリスク+そこそこのリターンで、株の売買に慣れるためには下記のような特徴の株をオススメします。

<特徴1>配当利回りが4%以上(高配当)
<特徴2>株価が1000円以上、3000円未満

⇒株価が低いと、株価の変動も小さくなります。
 株の売買でも利益を出したいと思うなら、1000円以上がオススメです。
<特徴3>業界上位の大手企業
⇒株で一番怖いのは、「倒産」することです。
 倒産することで株の価値がなくなってしまいます。
 倒産などのリスクが少なく、
 株価の大きな下落がないと思われる大手企業株に絞るのがオススメです。
<特徴4>割安であること
⇒5~10年間のチャート(株価の変動)を確認しましょう。
 平均よりも安い「割安」の時に購入するのが安心です。
<特徴5(これはできれば)>株主優待がある
⇒ギフトカード、ギフトカタログだと汎用性もありオススメ。


わたしは基本的に「ローリスク」を基本に置いています。
ローリスクで堅実に資産を増やしたい、株の配当金や優待を受け取りながら自分で資産を動かしてみたい、という方は参考にしてもらえると幸いです。

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