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#4 釉薬のこと。その2。陶芸のはじめの知識

釉薬を準備。
その方法は主に2通り。

1.陶芸材料店で購入。
2.原料を購入して自分で調合。

陶芸材料屋さんのサイトを見ていると
本当にたくさんの種類があって迷います。
ワクワク。

はじめてさんにおすすめ釉薬
◎透明釉
◎白マット釉
◎黄瀬戸釉
◎黒釉

あと好きな色のものを2、3種類くらい。

ほんとうはあれもこれもと色々な釉薬をおすすめしたいけれど
最初は最少限の種類と量がいいと思います。
作品に合わせて多くの種類のある釉薬から少しずつ試していって最終的に自分だけのこだわりの釉薬を見つけていくといいかなと思います。

量ですが粉末の重さで
◎コーヒーカップや中鉢くらいをつくるなら
3kg以上。

◎豆皿、ブローチやペンダントをつくるなら
1kgもあれば十分。

この色が好み!
というのが見つかれば
作品に合わせて種類を増やしていくといいと思います。

量はたっぷりある方が施釉しやすいのですが
最初からこだわりの色を見つけるのは難しいし、
量が多いと保存の場所も必要になってしまいます。

釉薬は液体のものと粉末のものがあります。
◎最初は粉末のものを購入するのがおすすめです。

液体はしばらく置いておくと沈澱して固まり、それを戻すのもたいへん労力となります。なので粉末で必要な量を都度、溶いて使うといいかと思います。

※写真は2019年開催フィンランドの陶芸家ルートブリュック展より。とても釉薬の表現が美しい陶芸家です。
https://rutbryk.jp


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