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HSS型HSP 五感を震わせる生活はいかが?

繊細かつ刺激を求めるという両極端な自分の扱いに悪戦苦闘し、日々を重ねているワタシなのですが。

今日は、HSPの気質でもある、五感で受け取る繊細さについての自分目線のお話。

私は、特定の色が好き過ぎて、気がついたら同じ色のものばかり持っていることがよくあります。

色と素材や感触、香りが融合されたもを見たり触れたり体験したりすると、自分の中の何かがメラメラ、そしてほんわか、満たされることがあります。

単なる色だけではなく、他の色との組み合わせ、素材との組み合わせがとても重要で、色の組み合わせだけで、幸せを感じることがあるのです。

ちょっと異質な気がするので、もしかしたらワタシだけなのかもしれません。

思い返すと、

なぜか好きではない素材が、シルバーっぽい色でザラザラしていて、冷たい、独特の鉄のような匂いがあるもの。または、強い人工的な香りや、金属音、金属と金属が触れると生じる音。氷の表面のざらつきも苦手。

例えば、子供の頃、鉄棒が嫌いだったし、ブランコの鉄製の鎖や、その繋ぎ目を見たり触ったりするのが苦手
いまだにフライパンの表面のステンレスのようでツルツルではないような素材には、極力触れたくはない。フォークやスプーンにすら嫌悪感を覚えることがあります。

そして、シルバーよりは、ゴールドに惹かれ、薄い色よりは濃い色の方が好き。

逆に好きな素材は、温かみがあって、ザラザラしていなくて、どちらかというと暖色系で、木の匂いなど自然の香りがするもの。
ザラザラという表現もジャストではなくて、爪で引っ掻いても鳥肌が立たないものと言いますか、ソレ同士が擦れ合っても問題のない素材といいますか。
ツルツルではないドアノブの素材、アルミの定規とか、よーく見ると素材に細かく線が入っているような気がするんです。

コルク素材や、シリコン、天然木、コーデュロイとか、ラバー素材も好き。観葉植物も、コルク製の製品も好き。
最近、特にコルクのいいところしか見えなくて、コルクシートを使って生活が豊かにならないか考えてしまったくらい。
コルクは、断然冷たくない、クッション性もある、温かみがある、匂いは特段気にならない、触っても怪我をしない。個人的に、コルク素材のコースターを考えた人を讃えたい。テーブルの上にコップやマグカップを置くと、素材と素材がぶつかってしまうけれど、コルクのコースターを置くことで、色でも素材でも、コップを置いたときの感触にも心地良さを感じてしまう。

こんな五感むき出しの持ち主だから、四季の移り変わりを、気温や植物の色や種類、匂い、夕暮れや、空の雲の様子、夕方の空気の香りや、朝方の匂いなどもビンビンに感じ取るし、そこから広がる広い記憶と、思い出やその時の感情がすべて連携されて思い出される。

そして、それをまた表現したくなってしまう。


もしかして、枕草子を書いた清少納言もHSPだったのではないだろうか?なんて勝手に思ってしまったりして。

薄々感じてはいましたが、どうやら私はこの自分の性質が大好きみたいです。悪いことも情報として入ってきてしまう反面、その何倍も心を震わせる素敵な情報を深くじっくりと味わうことができるのです。






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