想念をもらうような生き方をしない
百田尚樹さん、ご存知の方も多いかと思います。
ベストセラー作家というだけでなく、
新しく政党も作り、意欲的に国を変えようとしてる方です。
全てが賛同というわけではございませんが、
概ね、言っていることはその通りだなと思うことは多々あります。
それはつまり、裏を返せば、
それだけ今の世の中がおかしな方向に進んでいるとも言えます。
ガンで今後どうなるかは不明ですが、
今の自民党よりは少なくともマシかと思われ、
元気になってもらいたいところではあります。
百田さんのやり方を否定するわけでもなく、
あのような目立つアピールが必要なことも理解した上で、
私は人から「想念(怒りや恨みなど)」をもらうような方法は、
自らも苦しめることになるので、控えたいと考えています。
この世は見える現象だけで動いるわけではなく、
見えなくて聞こえなくても、
感じることができないものでも、
それがこの世を動かしていることもあります。
周りを気にして我が道を閉ざすのはよくありませんが、
できる限り、人の気に触るようなことをせず、
そーっと、すーっとやる方がいいと思っています。
例え、国のリーダーとして目立ち、表明する立場だとしても、
それを日本人らしく、表にできるだけ出さない、
静かに、スムーズにやれてこそ、本当の指導者ではないかと思っています。
昔の武士が、強く逞しく勇ましい姿とは裏腹に、
茶道などの静けさの美に惚れたのも、
日本人の象徴的なような出来事に思えてなりません。
「静」と「動」の「間」にある中心点を探して、
全てに通じる普遍の真理を示してこそ、
国を真に引っ張っていく資質があると言えるかと思います。