「政と源」を読んで -三浦しをん-
東京は墨田区の下町を舞台に、齢70オーバーの幼馴染じじい2人のあれこれな話。
三浦しをんさん、やはりいいなぁ。
人間模様が素敵。
破天荒だけど世間体にとらわれず人情味あふれる「源」と、
実直に銀行員として仕事を全うしてきた堅物タイプの「政」。
こんな凸凹コンビがいまもツルんでいるのは幼馴染のなせる業かも。
いいね、まずそういう関係の人が一人いるだけでも素敵な人生だな。
僻みっぽい性格の政。
別居の奥さんを連れ戻すことはすぐできなかったかもだけど、居住地はまだ離れてい