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【今日からできる】ガソリンを節約する運転方法5つ

ここ数年で、ガソリンの値段が上がっています。

自動車税や定期メンテナンスなどの固定費用は下げることが難しいため「ガソリン代を節約したい」という方も多いでしょう。

そこで今回は、ガソリンを節約する方法について解説していきます。

【この記事の内容】
・ガソリンを節約する運転方法
・運転以外でガソリンを節約する方法

カンタンに実践できる内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

1.ガソリンを節約する運転方法5つ

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では早速、ガソリンを節約する運転方法について解説していきます。

今回解説する運転方法は、以下の4つです。

①「クリープ現象」を利用する
②急発進をしない
③アイドリングをひかえる
④長時間の暖機運転は不要
⑤エンジンブレーキを使う

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①「クリープ現象」を利用する

運転でガソリンを節約したいなら、できるだけアクセルを踏まず「クリープ現象」を利用しましょう。

なぜなら、車がもっともガソリンを使うのは、車の発進時といわれているからです。

たとえば、渋滞のときは進みが遅いため、アクセルを踏まなくても十分進める場合もあるでしょう。

「はやく進みたい」という気持ちを抑え、クリープ現象を利用することで、ガソリンの節約になります。

②急発進をしない

運転の際は、急発進や走行中にアクセルを強く踏むのはひかえましょう。

急にアクセルを踏むとエンジンの回転数が上がるため、余計にガソリンを消費してしまいます。

そのため、発進するときはゆっくりとアクセルを踏んで加速するのが効果的です。

③アイドリングをひかえる

停車をする際はエンジンを止め、アイドリングをひかえることでガソリンの節約になります。

なぜなら、車は運転中だけでなく、アイドリング中にもガソリンを消費するからです。

一般財団法人省エネルギーセンターでは、アイドリングと燃費の関係について、以下のとおり記載されています。

エンジンを始動する時に必要な燃料は、アイドリング5秒分に相当します。車を5秒以上停止する場合は、エンジンを止めると省エネになります。

引用:一般財団法人省エネルギーセンター

このことからも、アイドリングをひかえることでガソリンの節約になることがわかりますね。

④長時間の暖機運転は不要

近頃の車は性能の向上やコンピューター制御により、暖機運転が不要になりつつあります。

とはいえ、急発進などの荒い運転をしては車に負担がかかりますので、ゆっくりと走り出すことが大切です。

もし暖機運転をする場合は、長くても1分程度を目安としましょう。

⑤エンジンブレーキを使う

運転中は、エンジンブレーキを積極的に使いましょう。

車は、アクセルを離すとガソリンの供給が止まる仕組みになっているからです。

たとえば、「先の信号が赤になりそうだな」と思ったら、アクセルから足を離して徐々に減速していくとガソリンの節約になります。

特に下り坂ではアクセルを踏まなくても加速するため、アクセルを離しても問題ありません。

ただし、後続車やまわりに車がいる場合は、迷惑にならないよう配慮しましょう。

2.運転以外でガソリンを節約する方法3つ

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つぎに、車の運転以外でガソリンを節約する方法を3つご紹介します。

以下のポイントを実践することで、さらにガソリンを節約できます。

①エアコン(冷房)の使用をひかえる
②余計な重い荷物を積まない
③エンジンオイルを交換する

上記の「エンジンオイルの交換」については費用がかかってしまいますが、その他はすぐにでも実践可能です。

①エアコン(冷房)の使用をひかえる

エアコン(冷房)を使うと、ガソリンの減りがはやくなります。

理由は以下のとおりです。

エアコンを使うにはコンプレッサーを動かす必要がある

コンプレッサーを動かすためには、バッテリーの電力エンジンのパワーが必要

エンジンを動かすにはガソリンが必要なので、結果として燃費が悪くなる

しかし、真夏日にエアコンを使わないとなると、暑くて運転どころではなくなってしまいます。

そのため、エアコンを使う場合は、短い時間で一気に車内を冷やすとよいでしょう。

なお、暖房はエンジンからの排熱を利用しているので、ガソリンの減りにはほぼ影響がありません。

②余計な重い荷物を積まない

車内に重い荷物を積んでいると、燃費が悪くなります。

もし、ゴルフやキャンプなどのアウトドア用品を常に車に積んでいるなら、使うとき以外は車から下ろしておきましょう。

③エンジンオイルを交換する

これまで紹介した方法を実践しても「ガソリンの減りがはやい!」と感じるなら、エンジンオイルを交換しましょう。

長期間エンジンオイルを交換せずにいると、エンジンオイルが汚れてしまいます。

エンジンオイルが汚れるとエンジン内部の動きが悪くなり、必要以上のガソリンが使われてしまうのです。

車整備工場の検索エンジン「グーネットピット」によると、エンジンオイルを交換する目安は以下のとおりです。

≪軽自動車≫
・ターボ車:5,000kmまたは6ヶ月
・普通車:10,000kmまたは6ヶ月
≪ガソリン車≫
・ターボ車:5,000kmまたは6ヶ月
・普通車:15,000kmまたは1年
≪ディーゼル車≫
・5,000km~10,000km

引用:グーネットピット

「いつエンジンオイルを交換したか覚えていない」という方は、エンジンオイルの交換をおすすめします。

3.予算に余裕があるなら燃費のいい車に乗り換える

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ここまで、ガソリンを節約するための方法について解説しました。

もし、今現在ガソリン車に乗っているのであれば、燃費のいいハイブリッドカーに乗り換えることで、ガソリンを節約できる可能性があります。

ハイブリッドカーはガソリンと電気の力を使って車を動かすので、ガソリン消費を抑えられる点が魅力です。

燃費のいいハイブリッドカーの例としては、以下が挙げられます。

【ハイブリッドカーの一例】
・トヨタ:プリウス、アクア
・ホンダ:インサイト、フィット
・日産:ノート

ただし、ハイブリッドカーは高価な車種が多いので、車検のタイミングなどに予算があれば検討してみてください。

まとめ

ガソリンを節約するための運転方法は、以下のとおりです。

【ガソリンを節約する運転方法】
①「クリープ現象」を利用する
②急発進をしない
③アイドリングをひかえる
④長時間の暖機運転は不要
⑤エンジンブレーキを使う

また、運転以外にも以下のポイントを押さえることで、さらにガソリンを節約できます。

【運転以外でガソリンを節約する方法】
①エアコン(冷房)の使用をひかえる
②余計な重い荷物を積まない
③エンジンオイルを交換する

もし予算があるなら、燃費のいいハイブリッドカーへの乗り換えも検討してみてください。

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