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健康のデータ活用 データ活用を自分事に。



ユーザ企業に所属していた時のこと

ユーザ企業に所属していた時のこと。「DX!DX!」と流行り言葉を使いまくる経営幹部。しかし、デジタルを何も理解していないどころか、みんなIT音痴で配布資料は紙が必須。新しいテクノロジーを使おうとすると拒否反応。
言っていることと行動が違うんですよね。
上場企業でこれだから中小企業はもっとひどいのだろうなと、日本の将来にとても不安を感じました。一方でベンダーが昭和企業から仕事を獲得するのはチョロいだろうなとも思いました(笑)

デジタル活用を自分事に

なぜ上記のようなことが起きてしまうのでしょうか?それはデジタル活用が自分事になっていないのだろうと思っています。
自分の生活の中でもデジタル化は日進月歩で進んでいます。まずは自分の生活の中にデジタルを取り入れてデジタルを体感し、デジタルの可能性や本質を理解するのはどうかと思っています。
恥ずかしながら私もユーザ企業に所属する前はデジタル技術に疎かったです。そのため、セミナー参加での情報収集はもちろんですが、スマートウォッチを購入したり、Pythonを勉強して簡単なデータ分析をしてみたり、子供と一緒にネットゲームをしたり、実際に自分で手を動かしてデジタルを体感していきました。
その様に私生活の中でデジタルを体感することにより、ビジネスでデジタル技術をどう生かすことができるのか、具体的に考えることができるようになると思います。

スマートウォッチでデータ収集

一番身近なことで自身にとって有益なデジタル活用はスマートウォッチを使っての健康管理だと思います。体が資本ですので健康管理の大切さは誰にも当てはまります。
最近のスマートウォッチは様々なデータを収集することができます。
例)
・歩数
・心拍数
・血中酸素
・睡眠モニタリング
・GPSによる位置情報
また収集したデータを元に自身の健康状態や運動量を分析することができます。体重計と組み合わせることにより、ダイエットやメタボ対策にも利用できるでしょう。

収集したデータを利用

どのメーカーのスマートウォッチでもスマートフォンのアプリにスマートウッチで収集したデータを連携し、健康データを確認することができます。
私が日次で確認するデータは歩数・睡眠状況・消費カロリーになります。また、ガーミン独自のデータになりますが、Body Batteryのデータがとても役立っています。
アプリで「運動不足になっていないか」「疲労具体(Boddy battery)」等を数値で確認することができ、すぐに手を打つことができます。
・夕方時点で歩数が1000歩しかないので、夜に散歩をしようかな・・・
・Boddy batteryが20しかないので、今日は早めに寝よう。
といった感じです。

データ活用の本質を理解する

データを身近なところで活用することにより、データ活用ってどういうことなのか身体で理解することができます。
DXという言葉が先行し、DXを魔法のツールと思っている方の魔法を解くこともできるでしょう 笑
新しいテクノロジーはまず個人に普及し、そのあとに企業に普及すると言われています。まずは自身で新しいテクノロジーを積極的に使うことにより、後にその経験を企業で生かすことができると思います。

まずは自分の身の回りからデジタル化を進めましょう!!

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