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私流 厚切りトーストの味わい方

厚切りトーストが好きだ。食パンが好きだ。
厚切りトーストを提供してくれるお店が大好きだ。

出張に行けば厚切りトーストを出してくれる喫茶店を血眼(ガチで)で探すし、なんなら厚切りトーストを求めて出先であろうと普通に上島やコメダに行く。あんぱい。

厚切りトーストの楽しみ方はなんといっても厚み。
トーストされたカリカリorサクサクな部分と、食パン本来のふわふわもちもちなところをいっぺんに味わえる。なんと贅沢。
薄切りではカリカリサクサクのみになってしまうところを、厚切りといういわばパワープレイで食パン本来の瑞々しさまでいただくことができる。

また、お店によって特色がでてくるのはトースト方法にある。
トースターなのか、グリルなのか。
よく焼きなのかほんのり狐色なのか。
斜めカットなのか十字カットなのか。何本カットを入れるのか。
バターは先塗りかあと塗りか別添えか。なんならダブル塗りなのか。
盛り付けは重ねてだすのか、下にペーパーナプキンをひくのか。
(個人的にはナプキンが敷いてあるとトーストがシナッとならなくてとてもありがたい)

そこにお店の個性が出てくるのだ。
マスターの「僕の考えた最強のトースト」が出てくるといっても過言ではない。
間違っても「家で食パン買って好きな厚さに切って食べればええやん」とか言ってはいけない。そういう問題じゃない、はっ倒すぞ。

モーニングサービスとして、サービス価格でいただけちゃったりするトースト。しかし、そこにどれだけの美学があることか。
寝ぼけてぼんやり頂いていいものではない、全身全霊でトーストへの敬意を評しながら味わなければいけない代物だ。

ほんと、モーニングサービスを生み出してくれた岐阜の人、本当にありがとう。
そう思いながらずーっとコメダのメニューを見つめている。
もう一枚おかわりしていいものか否か。
ダイエット中である。

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