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ケニアの主夫話:保育園での保護者参観

ケニアはナイロビで主夫をしているものだ。
3歳の娘と、5歳の息子がいるよ。妻が働いているよ。

今日は、ケニアの保育園の話をしよう。Kindergartenなので幼稚園かもしれない。区別しないのかもしれない。

Pinktower kindergartenという保育園にいっている。
以前は、Waldorf kindergartenに行っていた。
Waldorf(ウォルドルフ)は、シュタイナー教育の保育園で、わりとナイロビ内でも名前が知れていると思う。

Pinktower(ピンクタワー)のほうは、それほど有名ではないと思う。
たまたま、きれいなのとそれほど高くないので、日本人家庭でちょこちょこ利用している人はいる。
こちらは、モンテッソーリ教育をうたっている。

授業参観

さておき、ピンクタワーの授業参観にいってきた。

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しかし、モンテッソーリ教育をちゃんとやっているかどうかは微妙。
上記の画像のとおり、かなりお勉強をがっつりやる。
教室展示はいまいちで、アルファベットをなぜU字型に貼っているか疑問。

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マジックワードっていうのは良いのだけれど、うさぎの絵が色違いなだけで、全部いっしょ。
どうせなら、それぞれ言葉にあったシチュエーションがあるといいと思うのだが。

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ちょっと見えにくいけれど、曜日がはってある。奥のところ。
絵が全部同じ。せっかくだからなにか象徴するものにするとかしたらいいのに。
あと、羅列されてるけど、曜日はぐるぐるまわると、円環になるようにはったらいいと思った。

お勉強が多い

朝から、先生がいった言葉を書き取るお勉強をした。
その後、教室を移動して、やはり単語のお勉強

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2クラス分の生徒が集まっていると思う。
1クラスは7~8人程度で、先生が2人いるので、その点はよい。
ここでは、絵をみせてそのアルファベットを並べたりする。
「U」に関係する単語。

日本の幼稚園では何歳から文字を教えるのだろうか。
わたしの記憶ではたしかに幼稚園でも文字を教わったと思うけど。

けっこうがっつりと宿題も出たりする。
はたしてモンテッソーリ教育なのかどうか、というところ。
シュタイナー教育では、7歳前は読み書きしないので、こういうことはしない。

自由な色塗り

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たまたま3歳娘の絵を発見。
塗り絵。バッタの塗り絵だけど、みんな好きな色をつかっているっぽいのがいい。葉っぱの色は緑ってのは共通なのかな。
バッタはこの色!っていうふうになってないのはいいなぁ、と思う。

私の好きな絵本に「えをかくかくかく」というのがある。

はらぺこあおむしで有名なエリックカールさんの絵本。
青色の馬でもいいよね、という話。というか、いろんな色の動物の絵を書くよって話。
好きな色で書いていいんだ、っていうのがとてもよい。
絵に迫力もあって、さすがはエリックカールさん。

ということで、バッタの色が様々なのは好きな色を選んで書いているんだろうから、それはいいことだなぁと思ったわけ。

ちなみに、この絵本は、一人目の子供が1歳半くらいで買っている。
ケニアにも持ってきていて、たまに読み聞かせている。
大きさはけっこう大きいよ。

外遊び

お勉強のあと、ようやく外で遊ぶ。
外で遊ぶのは30分くらいだったろうか。いやもっと短かったかもしれない。
でも、うまいこと遊んでわりと楽しそうだった。
お遊戯したり、おいかけっこ的になったり。

おやつたいむ

外遊びの後、午前中のおやつたいむ。

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手を洗って、

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食堂で食べる。
この日はとうもろこし。
足りるのかなぁと思いながらもおやつだからいいのかなとも思う。

保護者の参観はここまでで、この後ひきあげた。
この後、外遊びがつづくんだろうか。
また勉強になるんだろうか。

少なくとも、迎えにいく15時くらいは外で元気に遊んでいる。

保育園にいろいろ思うところはあるけれど、それは日本でも同じだろう。
日本の保育園でも何をしているのかはそれぞれだし。

ではまた。


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