離島への旅　４日目　その3

阿真ビーチの水温24度。

3ミリのウエットスーツを着込んでも、1時間が限界な寒さだ。
見た目は夏なのだが、海はまだ春だった。

ここは、満潮時にウミガメが来ることで有名なビーチ。
今日も会えるかなと楽しみにしていたのだが、ひたすらウミウシを探していたので、背後を通過しても気づかなかったと思う。

このビーチは、最初に来た時
「何もないじゃん」
とがっかりしたところだ。
砂と死んだ珊瑚のかけらが延々転がっているだけで、面白そうな根がない。
根がないと、生き物がいない。
見た目が綺麗な海だからと言って、生物が豊富にいるのかというと、必ずしもそんなことはなく、豊かな海には「藻」が欠かせないのである。
そして、藻が生えているのが根（海中の岩場）。

しかし、ここはよく探すと沖に根がある。
沖と言っても、深さは2メートルもない。
漂いながら観察しているだけでも楽しい。
潜れると尚楽しい。

丸々して脂が載ってそうだが、みたことのない魚は「美味しそう」と思わないのが不思議。

ルリスズメダイかな？敦賀にもよくいた

なんだっけ？こういう野菜あったよな。

岩の奥にいたのだが、キャラメルウミウシか？！と何度も潜って撮影したのに、どうやら違うっぽい。

もっと長く潜れるようになりたい。
もっと水中で安定した姿勢が取れるようになりたい。
明日は、ウエイトを借りてこよう。

本日3本目につき、ノーカン