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大好き!敦賀

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主に敦賀の海のこと。とにかく日本海って素晴らしいのです!
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#釣り

2023 初釣行@敦賀半島

今シーズンの釣りが始まった。

いや、凄腕アングラーたちの間ではとっくに始まっていたのかもしれない。
けれど、私は

「海水の温度上昇は2ヶ月遅れ。今はまだ、海の中は真冬。魚の活性も悪い」

というネットの記事を信じて、のんびりしていたのである。

しかし、数日前、敦賀の知人が潜って突いた魚の写真をSNSにアップしていたのを見た。

「え? ちょっと待って、もう潜れるの?! 海は、そんなにあったか

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テトラ101号室の住人

テトラ101号室の住人

釣りを始めてわかったことが、一つだけある。

ゲーム性を求めるなら、いろんなところに出かけて釣る方が楽しいが、確実に夕飯のおかずを仕入れるつもりで行くなら、いつも決まった所に行く方がいい。通い続けるうちに、ポイントがわかるからだ。

私がよく行くのは、ちょい投げ釣りのキス、サビキ釣りのアジ、穴釣りのメバル、カサゴなどの初心者釣行。
中でも、この「穴釣り」が、魚さえいれば誰でも釣れるのでとにかく楽し

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敦賀だより19  良きお父さんの話

敦賀だより19 良きお父さんの話

二日ぶりの釣行。

夕方四時過ぎに敦賀港に着いて、竿を出す。仕掛けをつけて海に投げ入れる。

私はいつもイソメというウニョウニョ動き回る生きた餌を使っている。

ビギナーの下手くそはルアーなんかやっても何も釣れないから、とにかく最初は生き餌に限るのだ。

でも、その生き餌でもアタリもないし齧られてる形跡もないので、ここにはイソメで釣れる魚はいないと判断し、場所を変えようと思った。

すると、10メ

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【敦賀だより12】マジな釣り人は釣った魚に餌をやらないどころか、コンクリートの上に転がしっぱなし

【敦賀だより12】マジな釣り人は釣った魚に餌をやらないどころか、コンクリートの上に転がしっぱなし

こちらの記事で、釣りのお師匠様とリールとルアーを手に入れたことは書いた。ピッカピカのピンクとブルーのルアー。気分が上がる。道具が揃ったらやってみたくなるのが人情というもの。

師匠からは
「最初は絶対人が多いところでやらないでね。釣り針は凶器だからね。誰かの目に入ったら失明させちゃうからね」
と念押しされていたので家の前の誰もいないサッカー場でルアーを飛ばす練習していたのだが、魚もいない、水もない

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【敦賀だより11】ついに師匠をゲット!

【敦賀だより11】ついに師匠をゲット!

冬の初めに釣具屋さんに出かけた話は書いた。

この時は、時期的にまだ魚の活性が上がってないし現場で教えてくれる人がいないと釣りは楽しくないからと、目的のリールも仕掛けも手に入らずじまいだった。「釣りは伝承遊びだ。人から人へ伝承される文化が大事だ」という信念を持った店長さんに心打たれて、まずは釣り友を作ろうと思ったのだ。

でもさ、釣り友って、自分も釣らなきゃできないんじゃない? 見てるだけで友達に

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【敦賀便り8】「釣りは伝承遊びだから」

【敦賀便り8】「釣りは伝承遊びだから」

このお話は、2020年11月に30年近く暮らした神奈川県相模原市から福井県敦賀市に引っ越した私の備忘録として記録しています。
敦賀のことはまだよく知らないので、あてずっぽうに書いてるところもあるかもしれません。
小さな町だけれど住みやすくていいところだなあと思っています。

敦賀に来て海が身近になった。
歩いても行けるし、バイクなら5分だ。

海釣り公園も整備されている。
敦賀半島を走れば、筏釣り

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