義母の認知症と夫の対峙~私の本気


夫が義母の病院へ付き添い始めて6ヶ月経った頃。私のストレスは限界突破した。

そこで我慢できなくなり、まずは包括支援センターへ電話&直接相談をした。
結果としては、ただただストレスが増えただけだった。

一番酷い時のエピソードがある。
担当の方が不在だったが、どうしても話を聞いてほしかった。私は「夫が病院に義母の進行状況を話してくれない」「病院付き添いを私に行かせてくれない」事をどうしたら良いのか伝えた。
その時のスタッフの返答は「仮にお義母さんが介護保険つかえるとなったら、何してほしいんですか?」「介護保険で何をしたいんですか?」と質問が返答?となって返ってきた。

頼むから私にストレスを与えないでくれ。

そんな事が増えに増えた。

もう本気を出すしかなくなった。

まずは市役所の高齢福祉課へ出向いた。
アポなしで窓口に居た女性の職員へこう伝えた。

「同じ敷地の義母の物忘れが始まった。息子の旦那が全く協力してくれない。もう殺してやりたいくらいです。」

するとかなり驚いた口調で「え!?どっちを?」と返された。

その時は「あ、旦那のほう・・・」と答えた。


そこで出てきたのは年齢を重ねた女性だった。
看護師というその方はとても親切に私の愚痴をひたすら聞いてくれた。
そして「こんなに頑張ってくれているいいお嫁さんなのに、旦那さんの態度は良くないわ。」と言った。
思わず泣いてしまった。 私が欲しかったのは同意だったと気づいた。

何か辛さを訴えていても「でもご主人も実の親が変わっていく姿を見るのが辛いんだと思いますよ。」「お義母さんから色々いわれるのは信頼されている証拠ですよ。」
そんな言葉はいらない。

慰めの言葉を交えながら、市役所の看護師さんはアドバイスをしてくれた。
「お義母さんの通われている病院には心療内科があるから、もしあなたが抵抗なければ患者として病院へ行って、現状を伝える事ができるわよ。」

そうして私は翌日心療内科へ新規申し込みをしたのだった。



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