義母の認知症と夫の対峙~遂にご対峙

自ら認知所の病院予約をした義母。
私と顔を合わせる度に
「そうだ、病院予約したのよ」
「言ったっけ?病院予約できたの」
「〇日の△時からよ」
「◇日に病院予約したの。」
と私に言い続けていた。
*日にちは聞くたびに違っていたが、大体この辺だなと目星はついていた。

更に「場所がね、ちょっと行った事ないから・・・」
「あんな場所に病院あったかしら?」
「△△医院が引っ越したのよね」←全く違う。
等というので「途中まで一緒に行きます?」と言ってみるが
「一人で行けるわよ~(馬鹿にしないで)」と返事が返ってきていた。

その後2週間ほど経ったある日。
夜帰宅した夫が私の顔を見るや否や
「お袋に病院紹介したの君?」と尋ねてきた。

義母の病院、すっかり抜けていた私は「やばっ」と思いつつ素直に「そうです」と返事をした。
夫から返ってきた言葉は
「ありがとう」

義母は予約通りに病院へ行き、長谷川式認知テストを受けたそう。
30点満点で24点。「認知症になる前の初期状態」とのことだった。
そして「次回からは必ずご家族といらして下さい」と言われたらしく、義母は可愛い息子ちゃんへ電話したそうだ。

夫はここから自分の母の認知症と対峙することになったのだ。
そしてここから義母ネタで私たち夫婦が揉めるようにもなるのであった。


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