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マスコミ業界就活体験記①【25卒】

こんにちは。先日で1年間続けた就職活動を終えたのでその体験記を残そうと思います。先に結果を書くと、春からは新聞社で働きます。
私は兄姉もおらず、両親は民間就活を一切していない、そしてコミュ障ゆえに頼れる先輩もいないという超絶情報難民ながらに就職活動をしていて、1年間非常に苦しんだので同じような境遇のマスコミ就活をする子に届けばいいな~と思います。

自己紹介

所属:関関同立
内定先:新聞社1社、映像制作会社1社
課外活動:サークル、文化系部活(会計)を掛け持ち
→これがどちらもまあまあハードで、ガクチカには困りませんでした

資格:高校生の時に取った英検2級のみ
ガクチカ:ゼミでの研究、サークルでの活動を業界によって使い分け

なぜマスコミ就活?

幼いころからぼんやりとマスコミ業界を志望していました。厳密には、誰かに何かを届ける仕事をしたいと思っていました。小学生の時に地元の新聞社の仕事体験に参加したことや、昔から本がめちゃくちゃ好きだったことが関係しているような気がします。高校2年生の時に、母に「あんたは編集者とか向いてるんじゃない?書くこと面白いし。」と言われたことをきっかけに編集者という仕事を強く意識するようになりました。この時から神保町にある某大手出版社の編集者になることを目指し始めました。
このように、就職活動を始めた大学3年生春の段階から出版業界、マスコミ業界を強く志しており、就活当初からマスコミ就活をやり抜く気満々でした。もちろん斜陽産業と言えど高倍率ですし、キャリアセンターの職員の方には「業界を絞りすぎないで」と何度も言われましたが、私はマスコミ業界に絞ったからこそ、結果的に納得内定を頂けたのかなと思っています。

大学3年春

前述したように、兄姉・仲のいい先輩が全くいなかった私はとにかく本当に「就職活動とはどのようなものか」が分かっていなかったので、まずはマイナビとリクナビに登録して、Twitterでも就活アカウントを作成しました。就活アカウントで志望業界と趣味が全く同じ子を見つけ、その子と週1で電話を繋いで情報交換会をしていました。(週1の情報交換会はすごくモチベーションアップに繋がったのでおススメです!)この頃に血迷って無料の就活支援塾の講義を受けたりもしていましたが、正直特に意味は感じませんでした。個人的には、コンサル業界とかを目指していない限りは要らないと思います。
大学のキャリアセンターにも何度か行ってガクチカの相談をしました。6月は出版取次会社や新聞社、広告代理店などにインターンシップのESを4つ提出しました。どれも通らなかったけど。

大学3年夏

7月は18社、8月は4社、9月は3社にエントリーシートを提出。7月の真ん中くらいからESが通るようになってきて、大手新聞社の2daysインターンなど倍率の高そうな企業にも合格できるレベルになってきました。マスコミ志望であるものの「インターンは出来るだけ広く業界を見た方が良い」とTwitterで見たため、飲料メーカーや文具メーカー、金融、エンタメ企業にもエントリーして、いくつかのインターンに参加しました。大手出版社の夏インターンはほぼ抽選でした。私はS学館の説明会の抽選にめちゃくちゃ落ちました。
ちなみに大手新聞社はインターンで優秀だった人を早期選考に呼ぶっていうのはガチです(私は呼ばれていない)

大学3年秋

この時期はほぼESを出さず、ウェブテスト勉強と説明会参加に注力しました。スカウトアプリにも登録して、受け身の就活も始めました。おすすめはキミスカ、iroots、offerboxの3つ。マスコミ企業からはほぼスカウトは来ないけど、メーカーとかなら、かなりいい待遇のスカウトをもらえたりします!私は地元の有名メーカーからスカウトを頂きました!
11月にはインターンに参加した映像業界の企業から早期選考の案内をいただき、初めて本選考のESを提出しました。

大学3年冬

1月から本選考のESラッシュが始まります。提出先は出版社、新聞社通信社、テレビ局(映像制作会社)だけで、完全なるマスコミ業界乱れ打ちです。(マスコミ業界が無理なら就職浪人もしくは院進すると決めていました。)1月は5社、2月は9社、3月は16社、4月は7社にESを提出しました。業界の最大手規模以外はほとんど書類落ちすることは無かったです。(私が約5年間恋焦がれた、真の第一志望だったS英社は書類落ちしました。作文のクオリティがクソだったので自業自得です。)
実は1月真ん中に、早期選考で受験していた映像系の企業の最終面接で落とされるという経験をしていて、その悔しさがESを大量生産する活力に繋がりました。私は自宅で集中できないタイプなので、いつも徒歩20分のビジネス街のカフェでESを生産していました。このちょうどいい遠さがすごく良くて、移動時間はESの奇問や構成をぼーっと考える時間にしていました。息抜きにもなるのでおすすめです!

1月以降はES生成、ウェブテスト、面接のループです。ESは書き溜まってくると、志望動機やら実現したいことやらの項目が他の企業の使いまわしでよくなるので、マスコミ業界に絞っていた私は2月後半以降はかなり効率よくESを書けるようになりました。ウェブテストは完全に慣れだと思います。私はよくある「解答集」とかを絶対に使いたくないタイプの人間なので、すべて自力で解いていました。毎日のように受験していると、同じ問題が毎度出てくることに気付くのでこれも2月以降はかなり楽になりました。
ですが面接は、終始本当に苦労しました。そもそも私は根っからの陰キャなので、コミュニケーションが大の苦手です。志望度の高い企業ではノートに想定質問集を作って丸暗記するなどしていましたが、何せ陰キャなので、想定外の質問が来ると途端に意味の分からないことを口走って後で後悔することもよくありました。就職活動中、面接を70回ほど経験しましたが、なんだかんだ面接は慣れです。絶対に。数を重ねるうちにだんだん無心で自己紹介と自己PRが言えるようになります。あとは自分が思っている以上にゆっくりしゃべること、常に口角を上げて話すこと、面接官の話には笑顔でうなずくことを意識したらかなり通過率は上がったような気がしています。
(出版社の面接はほぼ1次面接で落ちました。好きな映画の話だけで面接が終わって落とされた時には発狂しそうになりました。でも出版社の面接は他の面接よりもユニークで滅茶苦茶楽しいです!編集者と話せる機会なんてそうないし!)
ちなみに、私は文章力に自信があったので(どの口が言う)、作文試験はほぼ対策しませんでした。S英社は(おそらく)作文が理由で落ちましたが、その他大手出版社や大手新聞社でも作文で落ちることは無かったです!

結果、4月上旬に、早期選考で落ちた映像系の企業から内々定、4月下旬に新聞社から内々定をいただき、就職活動終了となりました。かねてから目指していた出版社ではないですが、誰もが知っているような、社会への影響力も強い企業で働けることが嬉しいです。自信をもって納得内定だと言えます。

あまりにも長くなったので内定を頂いた経緯や、やっておいてよかったこと等はまた別に書きます!あとこれもまた随時書き足します!
めちゃくちゃ長いのに読んで下さりありがとうございました(T_T)




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