法医解剖/匂坂馨
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166601004
読了日2018/12/18
著者が実際に関わった事件を下敷きにすることもあり、深くのめり込める。人の死の定義は今後も様々な議論が重ねられると思うが、遺族も全員が全員善良というわけでもないはずなので、絶対にズルをする人が一定数いる。保険金のためは今後の生活のためと言い換えることもできるだろうが、それによって迷惑が被る人間がいることも考えなければならない。自分さえよければ、という考えは良くないなと自分自身にまず言い聞かせる。
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