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#14 出逢う、夏。

久しぶりの執筆になる


いま、なにか暇ができたかと言われれば、そういうわけでもない。

最近わたしのnoteを読んで「感化された」というメッセージをもらったことと、去年の夏頃に「読んでるよ!更新楽しみにしてる!」と話してくれていた子と久しぶりに会えたので、ああ書きたいと思えた。

「暇」という言葉が最初に出たのでついで話してしまうと、最近読んでいる本が「暇」について語られている本で、「暇」について考えさせられている。機会が作れたら、この本を読んだ感想も投稿出来たらいいなとおもう。


近況報告

今年の夏休みは、予定していた唯一の旅行が台風によって中止になってしまった(すごくショックだったが、自然のチカラには逆らえない…)。しかし、インターンに、息抜きに、それはそれは充実した日々だった。

最近、大学の授業が再開した。ちなみに、私は少人数の授業を選択しがち。そんな中でも、久しぶりに会えたひとの元気そうな顔を見ると、それだけで嬉しくなってしまう。初めましての機会も凄くうれしいので、新学期のたびに心が弾む。


大学三年生、夏。

夏インターンとなれば、本格的に就活。

私の場合は、知らない世界を知ることに面白さを感じるので、よく知らない業界のインターンでも、何かしら面白味を感じて、学びを得ることができた。楽しくなってきて、気づけばそれなりにインターンに参加していた。

というのも、今年1月に取材したスタートアップ企業の社長から、就活という機会を存分に活用して「自分が行きたい業界以外にも、いろんな会社に行ってみて、積極的に質問するべき」という話を聞いていたから。

選考を受けて通ったものもあれば、スカウトサービスでのご縁から参加したものもあるのだが、どれも参加してみてよかったと思えた。だから、この夏の使い方は、わたし的によかったと満足である。


出逢えた人たち。言葉たち。


さあ、ここからが今回の本題である。

この夏参加したインターンについて、いろいろ話していきたいのだけれど、会社について書くことはできないので、この夏に出逢った人たちのことや私が考えたことについて、書いていくことにする。

いくつも書くのは、私的にも、読む側にも厳しいので、4つに厳選してみる。

特に、インターンのモチベーションをあげたい気持ちはあるけれど、上げられないという人に読んでもらえるとうれしい。

人の就活話を聞くと焦るひとに関しては、申し訳ないが、ここまでにしておくことをお勧めする。

元気の源は?

初めての対面インターン。まだ夏休みが始まっていなかったころだった。慣れないスーツに身を包み、まだ新鮮な感覚だった。

明るい社員さんが、「〇〇さんの元気の源はなんですか?」という就活生に質問に対して、「コンビニスイーツ」と答えていた。

そのとき、ふと私の元気の源ってなんだろう…と考えてみた。

私の場合はアイスが大好きなので、アイスかな~とも思ったけれども、アイスはあくまで「ご褒美」なので、元気の源ではないと思った。

私の元気の源は、人の笑顔や温かい言葉だと思う。

知らず知らずのうちに疲れているときがある。そんなとき、人の笑顔にはすごくパワーをもらえるし、温かい言葉には、癒されたり、涙したり。

じつは最近もそんなことがあった。
「もう少し頑張ろう!」と思うことができた。

こんな風に思えるのは、自分を見てくれている人、元気づけてくれるひとがいるおかげなので、温かい周りの人たちの存在に、あらためて感謝したい。そして、わたしもそんな存在でありたい。



この日、インターンを終えた後、同じ班だった人と話しながら駅に向かっていると、

「実は(私)に元気の源は?って聞いてみたかったんだよね」「パワフルで、ニコニコしてて。長丁場のインターンのなか、みんながぐったりしていても、(私)のこと見てたら頑張ろって思えた!」

と話してくれた。
素直に嬉しくて、舞い上がってしまった。

その子は笑顔が素敵で、大人っぽいのに、とにかくかわいい。会った瞬間に、この人と話したい!と思ってしまうような魅力があって…

そんな人に褒められて、舞い上がらないわけがないのだ。改めて、ありがとうと伝えたい!

「ありがとう。」


「良い子」らしい

交通費がでます!ということで、心おきなく参加することができた。ありがたい限り。

私の班には、話し方がうまくて推進力ピカイチの人、前進と深掘りのバランスが絶妙な人、網羅的にバランスよく見れる人がいた。

話し方がうまくて推進力ピカイチの人と帰る方面が一緒だったので、「ロジカルシンキングができて、語彙力もあって、議論の推進力があるから、本当にすごい!」と思っていたことを、本人に伝えることができた。

彼女いわく、コンサルの選考を受けていたら身についたらしい。

それから彼女は、「コンサルの選考には、(私)みたいな良い子はいない」と言ってくれた。

実は、コンサルの夏インターン選考も受けてみたので、「私もいたよ」と思いながらも、いかに良い子なのかを力説してくれる彼女の言葉に対して、素直に喜んでいた。感謝。


楽しい+刺激的


あっという間に過ぎるくらい充実していて、楽しいインターンだった。同じグループだったメンバーみんなが、本当に優しかった。

1日目は、正直 順調というわけではなかったけれども、グループの関係性ができていたからこそ、2日目からの挽回がすごかった。

最終プレゼンを終えると、非常に達成感があった。チームのみんなで一緒に乗り越えることができたことが、自信になった。

個人としては、社員さんからの個別FBの時間で、「質問への対応は凄かった。MVPだね。質問されることをあらかじめ想定して調べておくことは社会人でも難しいよ。」と言っていただいた。

私としては、もう1つ明らかにしたい数字があったので、悔しさが残っていたが、そういってもらえて嬉しかった。


帰りにグループメンバーで一緒にソフトクリームを食べて、お互いに「名残惜しい…」といいながら、別れることができたのはそれくらい仲が深まっていたということなので、嬉しかった。


グループメンバーのなかで女子学生が2人だったこともあり、とくに女子同士で仲良くなれた。

初日。到着してすぐ話しかけた人というのが、その人だった。 

同じグループになれたので、嬉しくて盛り上がっていたら、「もともとの知り合いなんですか?」と他の人に勘違いされた(笑)

彼女は、持っている情報量がすごかった。
学部的に、根拠を示すことは徹底しているらしく、論文をチェックする習慣があるらしい。

特にアイデアの奇抜さは、今まで会った人のなかで群を抜いていた。アイデアマンとは、彼女のことをいうのかもしれないと思った。

仮説を立てるスピード感や言い換えの能力には、ただただ感心していた。いろんな情報を日ごろからインプットしているからこそだと思った。

3日間を通して、刺激を受けることができたので、本当によかった。感謝しきれない。

そんな尊敬できる彼女からは「(私)就活無双説」という言葉をもらった。光栄だ。なんでそういったのか、詳しく聞いておけばよかった。


感謝のきもちと面白い出逢い


長時間、頭をフル回転させ続けた3日間。

疲れが出てくると、思うように進まないときに
みんなのモチベーションがダウンして、表情が無に(笑)。インターンで唯一、「笑顔」で居続けることが難しいことに気づいた。

2日目の夜、私たちはスタバで延長戦をした。
残業のようで、悪く聞こえてしまうかもしれないけれども、会話も織り交ぜながら、リラックスしていたので、いい時間だった。

最終日、私たちは分担しながら、詰められる部分を詰めて、プレゼンに向けて尽力した。わからないところをそのままにしなかったので、ある程度の自信をもって、最終プレゼンに挑んだ。

参加した学生がお互いにいいと思ったチームを投票することになっていたのだが、私たちのチームが見事優勝することができた。

結果が全てではないが、大きな自信になった。


お互いでフィードバックする時間のときに、一人ひとりが役割を担って、積極的に仕事をしていたということがみえてきて、このチームの一員として過ごすことができて良かったと思えた。

そんな頼もしいメンバーからもらった言葉は、宝物にしたいくらいありがたかった。

「受け入れてくれているのを感じて、安心して意見を述べられた 」「議論の進め方を決めていってくれた」「落ち込んだ後の切り替えが1番早かった」「笑顔が一番多かった 」「ひまわりみたい」「欠かせない存在だった!!」

私からも精一杯の感謝をひとりひとりに伝えたつもりだけれど、たぶん足りない。
もっともっと、伝えたい!


ここで面白いひとに出逢えた。

何でも直接自分の目で確認したいというこだわりを持った院生がいた。

ワンカップ大関を持って、大阪の西成区に行って、ホームレスの方と会い、持ってきたお酒を渡しつつ、お話をしたことがあるという。

おっちゃんに「うちに泊っていくか?」と言われたらしいが、予定もあったので、そのお誘いはお断りしてしまったらしい。

百聞は一見に如かずという言葉があるくらいなので、聞いた話と実際の様子が異なること、実際にみることに価値があることは、想像できた。

海外から日本にきた大学の先生のなかに日本のディープな場所に興味を持つ、同じような人がいたなと思いながら、ちゃんと自分の目で確認しようとする、その人が非常に興味深かった。


その人の行動力に惹かれて、面白い!行ってみたい!と思っていたら、インターン終了後に、班のメンバーを全員引き連れて、前日に彼が訪れたというディープな場所を、案内して回ってくれた。

私が知らなかった世界を自分の目でみれて、経験としては凄くよかった。


ポジティブに就活と向き合う

はじめの話に出てきた社長は、就活のおかげで「世の中には魅力的で楽しそうな仕事が多いなと感じることができた」とおっしゃっていた。

そのお蔭もあり、わたしは就活に対してワクワク感を抱いていた。2年生の2月から、前向きなスタートが切れた。勢いで進めた分、反省も多い春休みだったが、それもまたいい経験になった。

夏休みを終えてみても、正直まだ自分が何をしたいのか明確に決まったわけではないが、

いろんな仕事に触れるなかで、自分が好奇心旺盛だということに改めて気づくことができた。

出逢いに恵まれるインターンを経験したことで、
一緒に働く「人」も重要視したいと思った。

就活単体というよりも、この先も続いていく人生という視点で考えていきたい。


だいじょうぶ

友達が既に内定をもらっていて焦ってしまうひと、たくさん内定をもらった人のことを羨むひとがいるかもしれない。しかし、私は早くから内定を持っていることやたくさん内定を持っている人に対して、それだけが成功だとは思わない。(もちろん否定するつもりは至ってない。)

個人的には、内定の数やスピードよりも、その企業が突然なくなるとしても後悔しないような企業で働いて、自分の選択を成功に導くことが大事だと思う。ゆっくりでもいいから自分と向き合って、選んでいけばいいとおもう。

じぶんさえ追い求めれば、
創る未来はきっと明るい。

だから、だいじょうぶ。
そう私も、読んでいるあなたも。


最後まで読んでいただきありがとうございました

これからも気ままに更新していきますので
どうぞよろしくお願いします𓂃 𓈒𓏸

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