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こじらせ女が生きやすくなるための、婚活

こんばんは、もろちゃうです。
ごぶさたしていた婚活話、久々に彼と会った時のことをかきます。彼とのエピソードを最初から読みたい方はこちらからどうぞ↓

婚活で仮交際になった年下イケメンに、アスペを告白してみた。前編

婚活で仮交際になった年下イケメンに、アスペを告白してみた。後編

今回のデートはなんと1か月ぶり!彼の出張先である郊外の駅周辺で、カラオケとごはんの4時間デート!その行方はいかに!?

「穴、空いてるね!」セーターは確信犯だった件

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こないだ着ていた、例のトトロの穴空きセーター(元ネタはこちら)。あれね、懲りずに一か月後のデートでまた着てきたんですよ。うそじゃん。あの「今見たら穴あいてたw」発言完全にうそじゃん。気づいてきてなお、着てきてたんだね・・。これを、じぶんが軽んじられてると取るのか、じぶんの前で自然体でいてくれてると取るのか。

ちなみに補足しておくとね、穴の大きさは500円玉より2周り大きいくらいかな。できた位置は脇の下だからぎゅって閉じとけばわからないかもしれないけど。仮に100歩ゆずって前回の申告時点で空いた穴だとして、そこから1か月放置して、捨てそびれてタンスの肥やしにしてるなら分からなくもないんだけど、着続けたんだね。そして出張にも持ってきたんだね。もう・・がまんできない指摘してしまおう!

「穴、あいてるね!」セーターをついに指摘してみた!件

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「あれ、前回のセーター!お気に入りなんだね!(⌒∇⌒)」「そういえばこれ・・穴塞がないとなー」「・・・(⌒∇⌒)(捨てるよりまず、穴塞ぐって発想があるんだね。私セーターの穴塞ぐ方法って、パッチワークで別布あてがうか、大きめのアップリケつける以外おもいつかない。彼は裁縫男子なのかな?)」

「・・まあ、どうやって塞げばいいかわからないんだけどね(照れ)」「・・・(⌒∇⌒)(あッこれ、私に裁縫スキルもとめてる感じ?ムリムリ、ちなみにどれくらいムリかっていうと、中学の時分に家庭科で浴衣作らされたけど、ところどころに風化した流血の跡が見られるくらいにはムリ)」

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「・・やっぱ、捨てたほうがいいかな?」「ウンソウダネ(即答)!!(⌒∇⌒)」こうしてトトロのセーター事件は幕をおろしたのでした。・・もしこれでも懲りずに捨ててなかったら、今度こそくそダサいアップリケつけて、着ようという意欲自体を撲滅しようとおもいます。よく弊社で「バグを憎んで人を憎まず」っていうんだけど、「穴(があっても着続けようとする意欲)を憎んで彼を憎まず」精神でのりきるぞ、オー!

渾身のモテ曲を披露したかったがしかし、そうは問屋が卸さなかった件。

そんなこんなで向かった先はカラオケ。カラオケってね、個室なんです。当たり前だけど。おもい返せば遡ること、15年くらい前・・。学生時代に他校の文化祭で知り合った大学生にファーストキスを奪われたのがカラオケでした(懐)。なのでそういうことになりうる場所なのだということは、わかってたしそういう展開も頭の片隅にはいれていました。

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でも一方で、私はこのカラオケデートに気合を入れていたのです。どんくらいの気合の入れようかというと、事前に「カラオケ モテ曲」で検索し、当日歌う曲リストを手帳に書きだし、順番を決め、カラオケアプリで一通り練習し、歌い終わったら聞き返して歌い直すくらいには、準備していたのです・・!

ちなみにセットリストはというと、多少の年齢差がバレないように、青春ど真ん中の大塚愛やYUIだけでなく、そこからもーっと遡って宏美や聖子、翻ってあいみょんやSHISHAMOなども入れたもろちゃう的・モテセットリストを作成して、一人ほくそえんでいたのでした。これでよし、高くてかわいらしいキュンな歌声が君に届けえエエエエエ・・・!!

そんなテンションでさっそく歌おうとデンモクに手を伸ばしたら、彼がいきなり抱きついてきたーっ!(落ち着け・・落ち着くんだ私!そら1か月ぶりに会うし・・真剣交際になったわけだしね・・感動の再会ってこういうことなんだよなきっと)と気を取り直して、こちらからもぎゅーして、よしよしって頭をなででみました。

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さあこれでよし!気を取り直して歌うぞー!とおもったら、じーっと見つめてマスク下げてきたーーーっ!やばい、このままじゃ終わらないフラグ濃厚だっ!!私が宏美(タッチ)を歌う前に、「呼吸を、止めて一秒、あなた真剣な目をしたから♪」状態が目の前に繰り広げられている・・!「そこから、何も聞けなく、なるの星屑ロンリネス☆彡」で応えなければならぬと覚悟したが最後・・。そして私がかわいく歌い上げる前に、まさにタッチのサビの世界線が始まってしまったのでした(その後執念でタッチはほんとに歌いました)。

婚活中、スキンシップはどこまで許せるのか問題

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真面目な話、嫌ではないし、なんなら嬉しいとはおもう。私だって彼とスキンシップはしたい。けど恥ずかしさと同時に、不安が押し寄せてくるんですよね・・。ちなみに今の彼は、真剣交際に進むときに多少のスキンシップはしたいと、事前に言われていました。相談所のルールの範囲内で、カップルであれば自然とするようなスキンシップは取りたいとのことで。たしかに結婚相談所でなければ、デート3回くらいしてどっちかが告白して付き合うみたいな流れがあるじゃないですか。それと比較すればもうデート6~7回してるわけだし、そういう感情がお互いに芽生えるのもごく自然ななりゆきですよね。

不安におもってた理由としては、これまで仮交際に至ったハイスぺイケメン3人衆との時は、旅行に誘われたり、向こうが断る直前に頭ポンポンされたりとかもあって。次に進む気がないくせにスキンシップを取ったり、それを想定したデートに誘われる。それって舐められてるというか、丁重に扱われてない気がして・・過敏になっていたところはありました。でも彼はその人たちとは違って、私がアスペであることも認識して、真剣交際に進むタイミングで事前申告したうえでしてくれる。それならきっと、信じても大丈夫。というか、むしろ3人衆と同列に考えておなじように不安になることこそ、今の彼に対して失礼なんじゃないか・・?

こじらせ女が生きやすくなるための、婚活

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傷つきたくなくて、でもそのリスクを負いながら行動しなきゃ現状は変わらない。だから最悪の事態(相手からじぶんのことをマイナスに捉えられたり、交際を断られること)を常に想像して、仮に傷ついても想定内にしてなんとかまた歩き出せるようにする。そんな思考が染みついて、常に不安だし、いいことがあってももしかしたら・・って疑っちゃう。自信がない。これこそがTHE・こじらせというのか、メンヘラというのか。

真剣交際から成婚に至る割合は7~8割。果たしてわたしはその中に入れるんだろうか。なんとか現状を俯瞰で言語化して、論理的に分析してみたところで、わたしはアスペだから一般の人より認識がそもそもズレやすい。だったらもう必死に武装するのはお開きにして、心のままに彼と向き合っちゃったほうがいいんじゃないか?

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彼は初回のデートから一貫して、「もっと肩の力抜いていいよ」「むりしなくていいよ」と言ってくれていました。ただ私は、彼によくおもわれたいからとつい見栄を張ったり、勝手に気合いを入れすぎていて。アスペなじぶんがそのまま受け入れられるわけないんじゃないかって、素を出さずにがんばろうとするからできないところが目について。もはやこういう完ぺき主義の私こそ、彼みたいに婚活中に穴あきセーター着るくらいのメンタルが必要。ここまでこられたら私、もっともっと生きやすくなる気がする。

彼と一緒にいておもうのは、「わたしもっと、楽に生きていいのかもしれないな」「彼がいたら、生きるのが楽になりそう」ということ。まだまだどうなるか分からないけれど、そういう存在と出会って一緒にいるためにも婚活やってるんだなあとおもった一日でした。ではでは!


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