お嬢様JK時代、そしてアラサーOLな今も。恋愛初期は、脚本家兼主演女優になりがちな件。

こんばんは。

今日は恋愛について、いつもよりちょっと長めに語りたいエピソードがあります。タイトルの通り、恋愛ではわたし、初期のころだと脚本家兼主演女優になりがちなんですよね・・。

アラサーになった今の、脚本家兼主演女優エピソード

さいきんマッチングアプリで知り合って1か月くらいやり取りしてる人がいるのですが、彼と電話する前に、聞きたいこと・話したいことを手帳にメモしておいたんです。初めての電話だし、会話のネタなくなったらどうしよううとおもって・・。

メモした内容

・これからどんな恋愛をしてきて、これからどんな恋愛をしていきたいのか

・第一印象がどんなで、いいねを変えてしてくれたのはなぜか

・ふだんどんなふうに働いているのか

・一人暮らししたことあるのか

・オードリー若林と山ちゃんの付き合う時エピソード etc

実際はもっとあるんですけど、これらを3時間の長電話の中でほぼすべて、話の中で(しれっと、それとなーくのつもりで)聞けた。ヨカッタ。そんでもって今日、もし彼とコロナが落ち着いたタイミングで初デートするとしたら、どんなことしたいかなあと妄想してたんです。もう付き合う付き合わないって茶番がめんどくさいから、私からキスしちゃおっかなーとか思ったときに、あれこれ前にもあったような・・?と。昔の記憶をたどり寄せたら、前にも同じようなことをしていたことに、気づいたんです!

お嬢様JK時代の、脚本家兼主演女優エピソード

記憶の奥底に眠ってたのですが、思い返せば10年以上前、「人生初の彼氏ができる」という長年の悲願達成を目前としていたJK時代のクリスマス(ちなみに、その時めっちゃ仲良かった友人と結成したユニット名は、「チームuntil1224」)。慶応大学に通う彼氏候補と、(クリスマス前のイルミデートで手をつなぐとこまでは済ませてた)クリスマスデートをすることに。

私は一人、手帳に妄想という名の翼を羽ばたかせた脚本を書き綴ったのです。1日のデートの流れはこうです。夕方にお台場で待ち合わせ。彼からのクリスマスプレゼントを一緒に選ぶ(THE KISSの手ごろなペアリング)。彼が予約してくれたディナーが終わったら、海岸へ。そこで私は、自分の用意してきた3個のプレゼントを、目隠しをしながら渡すんです。1個目、マッサージオイル。2個目、DIESELのお財布。そして3個目・・お察しの通り、自分からキス。

向こうの方が年齢も、付き合ってきた人数も遥かに上だったのに、もう他の人とファーストキスを済ませたのをいいことに、自分からキスをしたあのときの度胸。今となっては褒めてやりたい気もしますw

彼はびっくりしながらも、嬉しそうな顔をしてくれて、今度は向こうからキスしてくれたんですよね~。いやー、カップルだらけのお台場の夜の海岸。青春だったなー。

シンデレラ気分なお嬢様JKに起こったハプニング

そこから私は終電で帰る予定だったのですが、キスをして火が付いた二人はもう帰りたくなくてギリギリまでずっと手を繋いでくっつきながら歩いているわけです。私が盲点だったのは、終電こんぐらいかな?と見当をつけて正確な時間を調べてなかったこと。

帰らなくちゃ・・と後ろ髪をひかれながらシンデレラ気分でゆりかもめに乗ろうとしたら、終電、なくなってたんですよね・・。もうそこから大パニックです。外泊なんて友達の家以外したことなくて、ちゃんと帰る気でいたのに電車がない!!ど、ど、どうしよう!!私は野宿しなきゃだろうか・・!と一気に青ざめ、母親に電話。さっき自分からキスをしたアグレッシブさはどこへやら、あの時私は、私立に通うウブなお嬢さんJKだったんです。

母親も電話口で悲鳴をあげながら、「この電車ならいけるかもしれないから走れー!」と叫びます。それを聞きながら必死で走ってみたけど、結局間に合わず・・。「お金、持ってる?誰か頼れそうな人近くにいないの?」と母。そこでハッと我に返り、「(今日できたての)彼氏がいる。」と告白。母は「あんた・・そういうことじゃないかと思ったけど。ちょっと電話代わって。」と言ったのです。

彼に聞いたところ、あのとき母は彼に大学名や住んでるマンションから住所まで言わせて、「娘になんかしたら・・分かってますよね」と凄みを利かせていたそうです。それで結局、図らずも脚本にはなかった、彼氏のうちに泊まるストーリー展開となりました。

初めて男性の部屋に入った時のいいしれぬ緊張感、シャワーが水だけど言えなくて我慢して入ったら蕁麻疹ブワー出てきたこととか、彼と一緒に寝たときに、理性保って必死に我慢してくれてるのが伝わって申し訳なさと安心感を覚えたこと。やー、それもまた、青春でしたね。

クリスマスデートを終えて

無事なにごともなく彼氏の家から帰還して、案の定母親からは、こっぴどく叱られました。さらに予想外だったのは、部活の友人に「クリスマスプレゼントは財布とマッサージオイルをあげる予定」と話した内容が、隣のクラスにまで伝わって「もろちゃうはクリスマス、彼氏にマッサージオイルと一緒にマッサージをプレゼントしたらしい」という卑猥感あふれる噂が学校中に流れていたことです。女子校の噂波及力、おそるべし。

そんなこんなで、やっぱり私はアラサーになったいまも、恋愛の初期段階を進展させるにあたり、妄想たっぷりの自分が主人公の脚本を書き、その通りに演じるのがすきなようです。自分の人生の主人公はじぶんだし、それもまあいいかってことでw

今回も進展させられるように、引き続き脚本と主演がんばりまーす。ではでは。

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