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お正月行事解説あれこれ【VTuber諸星めぐる】

お正月なにしてた


めくるめくめぐるの世界にようこそ
諸星めぐるです。
お正月休みが終わるのが早い。
うらめしい。
全国のみんなのお正月行事を聞いた雑談配信はこちら

ということで、今回は
まだ終わってないんやでお正月の行事
のご紹介。

元旦(1月1日の朝)


元旦は歳神様をお迎えする行事から始まります。
歳神様とは、祖霊神であり、田ノ神であり、山の神であり、マレビトであるといわれてます。結局どうなんや。
そんな歳神様を迎え入れてごちそうを振る舞い、無病息災、子孫繁栄、五穀豊穣などをお願いします。
ほとんどのお正月(年末年始)行事は、この歳神様のお迎え関係に由来します。

門松


かっちょよい


門松は歳神様が迷わずに来てくれるための道標です。
ここに来いよ。と。
もともとは一本松だったものに「竹」「梅」の縁起物を添えて。
松竹梅にしたそうです。
この門松は松の内の期間(1月7日くらい)に飾られています。

しめ飾り


いろんなパターンがありますね


歳神様をお迎えする神聖な場所を示すための印です。
ほら、神社にあるでしょ。
結界の意味もあり、厄除けの意味も持ちます。
飾りの内容としては、
神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)、
清廉潔白を表す「裏白」、
家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えるよう願う「橙」
なんかが代表的です。
こちらも期間は松の内まで。

鏡餅


橙が乗ってるイメージないよね最近は


お餅です。
歳神様へのお供物ですが、依り代の意味も持ちます。
なんで「鏡」がつくかというと、神社にあるような丸い鏡が、神様の宿るところだからです。
丸いお餅には「魂」がやどり、それを食べることで一年の「力」になるわけです。
「お年玉」の由来も、ここから始まっています。

おせち


お重の中にある、たくさんのいわれのある食べ物。
これも歳神様へのお供物です。
私たちが食べるけど。
もともとは節供料理という、季節の節目に食べるものがお正月だけ残ったやつです。
かまどの神様をお休みさせるために、日持ちのする食べ物が中心です。

お屠蘇(とそ)


持ってる?


お酒です。
邪気を払って不老長寿を願う薬酒です。
邪気を「屠り」、魂を「蘇らせる」意味が入ってます。
基本的に頂く順番は、新年の挨拶をした後、「お屠蘇→祝い肴→おせち→お雑煮」です。
基本的に若い人から年長者に渡していきます。
三つ重ねの盃の場合は、正式には小・中・大の順番でそれぞれ1杯ずつ飲みますが、略式なら1つの盃に3回に分けて注ぎ、3回に分けて飲みます。

 お雑煮


地域性が楽しめるお雑煮。
お雑煮は、歳神様に供えた餅を下ろして頂くための料理で、食べることで新年の力(お年玉)をいただきます。
宮廷料理がルーツらしいですが、広く浸透する際に!地域性が出てたくさん種類ができました。

若水(わかみず)

若水とは、年神様に供えたり雑煮を作ったりするために、新年に初めて汲む水のこと。
これを飲むと1年の邪気も祓えるといわれています。

年賀状


松の内の期間に新年の挨拶をすることになってたわけですが、遠方の人にはそうも言ってられないと。
そんな中で生まれたのが年賀状。
今は便利よ。スマホでいけるから。

書き初め


本来1月2日(事始め)に行います。
新年の抱負や目標を墨で書くのが本来の書き初め。「吉書」ともいい、年神様のいる恵方に向かって祝賀や詩歌を書いたことに由来するんだとか。

七草粥


ごちそうばっかで疲れた胃腸をいたわるために春の七草を入れたお粥を1月7日の朝に食べます。
せり、なずな 、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
言えますか?

鏡開き


歳神様のより所だった鏡餅を食べます。
食べることでその力を授けてもらい、無病息災を祈ります。
鏡餅を開くことで歳神様をお送りし、お正月に一区切りつける意味もあります。
本来は1月20日でしたが、徳川家光の月命日と重なるため、仕事始めと同じ11日に変更されました。

どんど焼き


1月15日の小正月に正月飾りや書き初めを燃やすこと。
その煙に乗って年神様が天上に帰ってゆくとされています。なので、火が高く上がれば上がるほど良いんだとか。
どんど焼きで歳神様を見送って、正月行事も無事終了します。
そのため、1月15日を「正月事終い」といい、15日までを「松の内」とする地方もあります。

どうでしたか。
意外といっぱいありますよね。
今度の配信でそこら辺と地域性をお話できればと思っています。
それでは、今日はここまで。
諸星めぐるでした。

さよなら×3

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