見出し画像

#3-1 India|劇場型詐欺と引き分ける@ニューデリー駅

2024/9/18夜から3ヶ国目のインドへ
滞在期間は2024/9/18-9/25の8日間。

巡った地域のせいなのか、以下リンクにあるようなインドの高成長をあまり肌で感じることはなかったが、それを実感/体験できたことだけで十分収穫。


1. About India

(各情報ソースから筆者作成)

・日本からは9時間35分、少しずつ離れてきている。
・でも日本との時差はまだマイナス3.5時間(スリランカと同じ)。
・為替レートは1インド・ルピー(INR)=1.7円で計算(9/18時点)。
・公用語はヒンドゥー語。英語が通じる人は子供も含め比較的多い。
・国土は大きすぎ、人口は多すぎ。

・一部避難勧告レベルの注意情報あり。観光地等主要なエリアは基本問題ないとは思う。

2. Schedule

9/18(水)day9つづき ~劇場型詐欺とバトル~

・14:10バンダラナイケ国際空港/CNB発‐17:45インディラ・ガンディー国際空港/DEL着のスリランカ航空便でインド到着。機内では隣のインド人女医さんと抹茶好きの話で盛り上がってた。
インドはVISA必要だが、Arrival VISAで対応可能(2024/9/18時点)。
・Arrival VISAの受付に行くも係員が見えず。近づくとデスクの奥で椅子に深く腰掛け、スマホ&イヤホンで虫の動画を見ていた。声をかけると「19時に帰るから、早く用紙記入して」と担当者。仕事の姿勢に違いを感じる(与えられた仕事はしている。良し悪しの比較ではない)。
・VISA料金として2,000INR(3,400円)必要。Masterのカード(WISE)で支払い。無事税関を突破も時間はかかった。


・インド到着後、スリランカで事前購入していたeSIM/Airaloを起動。スリランカのデータ使用量を参考に、2GB/15日を8USD(1,150円)で購入。足らなくなれば追加購入すればいい。
空港のATMで10,000INR(約1.7万円分/Ex手数料116円/ATM手数料368円/コスト2.8%)引き出し。インドのAMTは一度に10,000INRしか引き出せないらしい。

・宿は、ニューデリーのHotel Cottage Yes Pleaseに宿泊予定(1泊朝食付/3,350INR(5,695円))。


DEL空港から宿まで地下鉄のAirport Line+徒歩で向かう。ニューデリー周辺は地下鉄網が発達していて便利。路線ごとに色分けされていてわかりやすい。eSIMでGoogle Mapを使えるようにしておけば、問題なく目的地まで乗れると思う。
・インドの地下鉄では入場するときに空港と同様な荷物チェックとボディチェックがある。お酒は持ち込めないらしい。
乗車の際には整列するという概念なし。全員が我先に行くので、逆に誰もうまく乗り込めていない。カオス(無秩序)の序章感。
・Airport Lineの料金は60INR/人(102円)。安い。

地下鉄の切符売り場、窓口から買う人多くデジタル化はさほどな印象
地下鉄網
地下鉄の切符
駅のホームは綺麗
Disneyの許可取ってなさそう

・Airport Lineで目的駅の地下鉄/New Delhi駅に到着。ここからは地上に上がり、徒歩で宿まで向かおうとする。徒歩で約17分。地上に出たところから劇場型詐欺グループとのバトル開始。時刻は20時。

・宿に行くには以下の通り、ニュー・デリー・レイルウェイ・ステーション(地上の鉄道)の駅舎の中を突っ切れる細い高架の橋を渡り、駅舎の反対側に行く必要あり。

駅と橋と宿の位置関係(筆者作成)

・が、この細い橋を渡ろうとすると私たち2人だけを止める謎の男(詐欺師A)。自分らバックパックを背負っているので、ツアーリスト感は丸出し。詐欺師Aは警備員っぽい格好はしていた。
・他の人は普通に通過している。ただ、セキュリティチェックはしている様子(地下鉄に乗った時同様)。
詐欺師A曰く、「君たち観光客はこの橋は渡れない。ニューデリーの町はこの時間デモで危険だから、地上に降りて、トゥクトゥクでインド政府が運営している観光センターに行く必要がある。トゥクトゥクは20INRかかる。」と熱弁開始。要はトゥクトゥクに乗せて、観光センター(ぼったくりツアー会社)に行かせようとしてくる。
スリランカで声をかけてきた人の話はスルーすることを学習していた私たち。ただ、詐欺師Aは声だけでなく、体も前に入れてトオセンボしてきて意地でも橋を渡らせない様子。
・やむなく、とりあえず橋の下に戻ろうとする私たちを、橋の手すりに寄りかかりながら見つめる一人の男(詐欺師B?)。「この橋は渡れるから突き進め。」と言ってくる。
・その言葉を信じ、再度橋を渡ろうとするが、また体を張って止めてくる詐欺師A。詐欺師A,Bに挟まれ、橋を行って帰ってを3回ほど繰り返した。埒が明かない。

インドの洗礼を受けたニューデリー駅地上列車の駅舎と国旗

・そのやり取りを演じている私たちのところに、今度はトゥクトゥクの運転手/詐欺師Cが登場して、観光センターへの案内を申し出た。詐欺師Aと同じこと言ってくる。
・詐欺師Cは無視して、いったん地下鉄の入口に避難。避難する過程で詐欺師Dが登場。詐欺師A、Cと全く同じことを言ってきて、更に信ぴょう性を高めようとしてくる。振り払って地下鉄に戻る。
・地下鉄の入口にいるセキュリティチェックの男たちに、事情を説明。「橋は渡れるから、突き進め。Don't be afraid.」と励まされる。ただ、「トゥクトゥクに乗れ」とも言ってきてるような。後々聞いたが、セキュリティチェックにもグルがいたりするらしい。

・また橋に戻ってみた。いろいろな視線を感じる。戻る途中で待ち構えていた詐欺師C、Dからトゥクトゥクの勧誘を受けるもスルー。
・橋の入口ではまた詐欺師Aが同じく体を張って止めてくる。警備員との会話を伝えるも、一向に自分たちだけ通そうとしない。


・疲れもあって混乱し尽くし。再度宿への行き方を検索。
地下鉄を乗り継いでニューデリー駅を避ける方法を見つけたので、それでいくルートに変更。時刻は21時15分。
・また地下鉄に戻る。無駄なバトルをしてしまった。

他の行き方を発見

・ということで、22時頃に宿に無事到着。
・宿はAgoda経由で予約したが、「予約データが届いていない」とまたひと悶着。Agodaに電話してくれて、部屋に通してくれた(部屋は普通に開いていた。Agodaへの確認必要だった?)。

派手目なフロント
部屋の壁にマリオ wears ルイヴィトン

・部屋でやっと落ち着く。時刻は22時30分。
・ニューデリー駅周辺での出来事を振り返りながらGoogleを見ていたら、やはり常套手段だった。ニューデリー駅×夜×バックパッカーは最悪の組み合わせだった様子。笑
・以下記事が実体験と重ねてもわかりやすかったので、ニューデリー駅を攻略する際は参考にしてください!!

・こうして、劇場型詐欺グループに対しては一銭も支払わずに宿へ到着するミッションはクリア。ただ、本来渡れる橋を渡り切れなかったことから、今回は引き分けとしたい。
・ニューデリー駅周辺の雰囲気を体験できたことは、腹立ったけど面白かった。スリランカの詐欺師Aにも感謝すらある。いつかリベンジに行きます。

#3-2へつづく


ご質問があれば答えられる範囲でお答えします!コメントはお気軽に是非。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?