見出し画像

自分優先でお願いします!

産業医面談にいってきました。

先生と話して思ったのは、
やっぱり私って適応障害だったんだ、ということと、
自分を優先していいってこと。

3ヶ月という休職期間は私にとっては、ちょっと想定外でした。
正味1ヶ月もあれば復職できるだろう…と自分の状態を軽くみていたということもあります。
でも、結果的に3ヶ月以上かかりました。

産業医の先生とは、休職前の症状確認から始まります。
いつから、どのくらい、どんな症状が出ていたのか。自覚はあったのか。
振り返ると私はこんな症状がありました。

  • ネガティブ思考

  • 不眠(寝付きの悪さ、夜中に何度も目が覚める)

  • 突然悲しくなって、泣き出す

  • わかっていてもベッドから起き上がれない

  • 集中力が続かない

  • 話の内容が頭に入ってこない

その後休職中の生活で何をしていたか、どんなことができていたかで
症状の緩和が認められているかを確認します。

復職するにあたって先生から強く言われたのは、
とにかく自分優先でお願いします、ということ。

私の場合は対人関係による休職でした。
理由が対人関係だと、復帰するときの1ヶ月の行動が症状をぶり返さないために最も大事だそうで。
なぜなら復帰すると、
当人にどこかで会ってしまうかもしれない、という恐怖が生まれるからです。
私の会社でももちろんかなりあり得る話です。
ばったりあってしまったときのことを考えるとちょっと身震いします。
ストレス因子になってる人と会うとフラッシュバックしてまた症状が突然出たりして危険極まりないです…!

そうなってしまった場合の先生からのアドバイスは、

  1. 出会って心がざわついてしまったら、すぐさまその場を離れてひとりで休めるところに移動する

  2. 10分15分でも落ち着くまでひとりで休む、それから業務に戻る

業務の途中でも構わないからそういう症状が出そうになったら自分優先ですぐに離れてくださいと。
そうして、ばったり→離れて休む→ばったり→離れて休む、を繰り返すことによってその人に会うことへの耐性をつけていく。
対人関係が理由だと完全復帰できるまでにこうしたプロセスが必要であることは覚えておいてください、といわれました。

また、復帰してからすぐにフルタイムではなく時短を活用して、1週間ごとに就業時間を1時間ずつ伸ばしていき、1ヶ月でフルタイム勤務に戻るようなスケジュールを提案されました。

ワタシ的に復職はけっこう緊張する気がするので(特に初日とか…)、慣らしで復帰させてくれるのはありがたいなと思いましたね。

産業医って私初めて関わったんですが、
会社に第三者機関という形でおいてくれるのはありがたいな〜としみじみ思いました。
会社の人ではなく、関係ない他者でもない、ある程度は会社の雰囲気や状況を把握している第三者という立場。
その人がアドバイスをくれる、いつでも相談できるというのはシェルター的な意味合いでひとつの安心材料になりますね。

今後働く部署の希望について話したときには、
「よくこの2〜3ヶ月で自分の意志をはっきりと固められましたね、この短期間でここまで回復できるのはすごいです。」
と、意外にも褒められました。
ただ先生と話すことで自分が3ヶ月前から回復しているんだ、という実感と同時に、あーやっぱり私は適応障害だったんだなぁってあらためて心の病を認識しました。

当たり前だけど好きで心の病になってるわけじゃないし、そういう人こそ頑張ってがんばって、我慢し続けて、ある日限界値がきてパーンって爆発するんじゃないかなと思います。世の中って理不尽なことも多いけど、だからって自分がひとりで頑張りすぎたり我慢すればいいってことでもないです。
そうなっちゃう気持ちもわかるから難しいんですけどね。

要するに何事も自分優先で、いいんです。
自分を大事にできれば人のことも大事にできます。
まずは自分を大事にすることがちゃんとできているか確認したいですね。

復職も自分優先でほどほどに頑張りまーす!

Moro



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?