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韓国から日本への一時帰国レポート #1 事前準備〜日本入国まで

昨日、韓国ソウルから日本の実家に到着!長い道のりでした。。

両国の入国制限のため、事前準備がものすっごく大変だったので、これから同じ道をたどるかもしれない方がいたらと思い、メモを残しておきます。

今回は事前準備編。2021年3月時点では、韓国から日本への一時帰国および韓国への再入国には、以下の申請・手続きが必要でした。

1. 出発日の4日前までに、出入国管理局に再入国許可申請が必要
 *Hi Korea上でオンライン申請可能(韓国語、英語、中国語のみ)

2. 日本へのフライト出発時刻から72時間以内にPCR検査(①)を受け、日本政府所定の陰性証明書を用意

3. 日本の空港到着後、その場でPCR検査(②)

4. 入国翌日から2週間の自主隔離

5. 韓国へのフライト出発時刻から72時間以内にPCR検査(③)を受け、韓国政府所定の陰性証明書を用意

6. 韓国の空港到着後、居住地域管轄の保健所でPCR検査(④)

7. 入国翌日から2週間の自主隔離

8. 隔離期間最終日に、居住地域管轄の保健所でPCR検査(⑤)

各項目について、追記していきます。

1. 出発日の4日前までに、出入国管理局に再入国許可申請が必要

まず、韓国の滞在ビザを持つ外国人居住者は、出国前に韓国への再入国許可申請が必要です。

ポータルサイト・Hi Korea上で申請に必要な書類があるので、ダウンロードして必要事項を記入し、オンライン上で再入国申請を出せます。

わたしの場合、3/5(金曜日)のお昼に申請を出し、3/8(月)午前11時頃ムンチャおよびメールで連絡がきました。その時点でわたしだけ許可がおり、息子(小学生)は書類不備の知らせが!慌てて確認するとひとつの書類に記入が漏れがあったため、訂正した書類で再申請。その翌日(3/9)の午前中に息子の分も許可が出ました。

注意事項としては、以下の通り。

・Hi Koreaの申請は24時間受け付けてくれるわけではなく、平日7〜22時の間に申請された内容がその日付けで受付される。再入国申請は4日までに行う必要があるので、土日を挟む場合は要注意。

・再入国許可申請には費用が必要(いくらか忘れました。。いま土日で申請画面に進めず、確認できず)で、オンライン上でカード決済可能。
(わたしはやたらいろいろ入力させられる韓国のネット決済が超苦手なので、何回もひっかかってここで1回泣きました)

・このケースでひっかかるのは稀だと思うけど、最初何度やっても進めずにヘルプライン(1345)に電話して確認したら、韓国国内で更新したパスポート情報を期限内に入管に報告してないことが発覚!期限内ならHi Korea上で簡単に手続きできるのに、オーバーしてしまった場合は入管に直接出向く必要があり、1日ロスしました。こんな想定外のトラブルもあるので、早め早めの申請をお勧めします。

2. 日本へのフライト出発時刻から72時間以内にPCR検査(①)を受け、日本政府所定の陰性証明書を用意

*わたしは3/12の出国だったので、証明書がなくても日本には飛べたようなのだけど、3/19以降は証明書なしではチェックインできなくなったそうです。

日本側のルールだとフライト出発時刻の72時間以内にPCR検査を受け、陰性証明書をもらい、入国時に提出する必要があります。

わたしは近所のクリニックで対応してもらったのだけど、ここは以前から通院されている方のみ対応されているとのことなので、参考までに先日Twitterでみつけた情報へのリンクをはっておきます。

3. 日本の空港到着後、その場でPCR検査(②)

機内で
・日本入国後14日間の自宅待機に関する説明が記載された健康カード
・誓約書
が配布されるので、記入しておきます。

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成田到着後は、通常の入国審査前に以下のことがありました。

1 健康カードとパスポートの確認
2 PCR検査
(唾液による検査。パーテーションで仕切ったブースにひとりずつ案内され、指定された量を溜めるのが地味に大変。。壁にレモンと梅干しの写真がはってあったのがウケた笑。どうしても必要量の唾液が出せない場合、鼻の粘膜採取での対応もしてくれるとのこと)

3 厚労省所定のウェブサイトでフライト情報や座席、滞在場所、連絡先などを記入。ひとりずつ固有のQRコードがふられる。

4 パスポートとQRコードの登録。
5 所定の場所で検査結果待ち
6 検査出ると呼ばれ、その後は通常の入国審査へ

わたしは朝10時に成田に到着し、1〜6の手続きを経て、入国できるまでに1時間半弱かかりました。午後以降だともっとかかるのかも?

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4. 入国翌日から2週間の自主隔離

入国翌日から2週間の自主隔離で、毎日健康状態の報告が求められます。LINE・メール・電話の方法が選べ、わたしは日本の番号がないため、メールを選択。

毎日11時に厚労省からメールが届くとあったので待機していると、ほぼ時間通りにメールが届き、記載されているURLから指定サイトに飛び、熱がないか、咳などの症状がないかに答え、終了。

毎日14時までに報告するのがルールらしく、ない場合、保健所から確認電話が入ったりもするらしいです。

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ここまでが現時点で体験済みのこと。5以降はまた別途アップします。

*各国のルールは日々変わるので、かならずご自分で最新情報をご確認ください。
在韓日本大使館ウェブサイトのトップ画面に関連情報のリンクがまとめられていて、見やすいです)



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