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自己紹介

はじめまして。

守屋 百合香と申します。

パリと東京の二拠点でフラワースタイリストとして活動しています。

わたしのこれまでのプロフィールを簡単に説明させていただくと、

2009年に上智大学を卒業後、
都内の大手法律事務所に就職。弁護士秘書として働きながら、長年競技ダンス選手をしていましたが、ある時パリの花に出会って衝撃を受け、花の世界に入る決心をしました。それからは平日は秘書として働き、週末は東京の師匠のもとで花修行という生活に。

2014年冬、花修行のためパリに留学。
留学中、世界で一番大好きなフローリストでの研修ののち、インテリアショップで勤務をしながら、マリアージュ(結婚式)やイベント、レストラン装花など、花仕事を始めました。

2015年冬、帰国後に独立。フリーランスのフラワースタイリストとして活動開始し、以後、現在に至るまで、パリと東京を行き来しながら、二拠点で活動しています。

「フラワースタイリスト」と一言でいっても、
パリコレをはじめとした装花や、撮影のスタイリング、レッスン、pop-up shop、コラムの執筆など
日々、花にまつわるいろいろな仕事に携わっています。

それぞれの仕事に面白さがありますが、
すべての花仕事をとおして、「詩情ある暮らし」を提案・表現できたらと考えています。
「詩情」、「ポエジー」という言葉は、日本では、ともすればファンシーなニュアンスで捉えられがちですが、フランス人は日常的に、ポエジー、ポエティックという表現を好んでよく使うように感じます。
花の蕾が綻んでゆくところから、花弁がひらき、咲き誇り、朽ちてゆくまで、
その一瞬一瞬の表情の豊かさに、
美や人生を見出すことが、詩情だとおもいます。
それを感じることができるのは芸術作品だけではなく、
" l'art de vivre "(暮らしの芸術)という概念がフランスでは息づいていて、
暮らしの風景のあちらこちら、日々の瞬間に、美を見出すことが得意な彼らの生活美学や人生観そのものこそ、わたしがパリでの生活を通じて最も影響を受けたものかもしれません。
一輪の花をきっかけに広がる日常の世界が、風景が、
より豊かなものになるようなきっかけを作ることができたら嬉しいです。

守屋 百合香


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