見出し画像

働き方の未来。

社会が変わった分だけ、いろんなものが変わると思います。

働き方」も、その一つだと思います。

ホワイトカラー、ブルーカラー

「職業分類」の概念の一つとして、「ホワイトカラー、ブルーカラー」という対比的に使われる言葉があります。

その起源はだいぶ古いようで、明治の終わりから大正にかけて工業化が急速に進んだ頃に、この概念が生まれたそうです。(ググってみたら、いくつかにそう書いてあったので、それをそのまま鵜呑みして書いています。正確な知識ではないです。悪しからず)

もし、それくらい古い言葉なら(仮にそこまで古くない言葉だったとしても)、さすがに現状を表すには、ちょっとズレが生じているのではないかと。

そこで、どこかしら「昭和チック」なこの表現を、「未来の働き方」に想いを馳せながらリニューアルしてみたのが、以下の「4つのカラー」です。


ホワイトカラー → パワーホワイト、オペレーショナルホワイト


これまでホワイトカラーと言われていた人は、パワーホワイトと、オペレーショナルホワイトの2つに分かれていくのではないかと。

パワーホワイト」は、資本家だったり、経営者だったりします。

これまでの一緒くたにされていたホワイトカラーが二極化し、アッパー層として個性が強化されたのがパワーホワイトです。「富裕であること」を武器に勢力を誇る一方、熾烈な競争下において勢力の維持に追われる一面もあるかも知れません。

オペレーショナルホワイト」は、これまでのホワイトカラーの働き方に近い存在です。

ただし、わざわざ「オペレーショナル」という言葉をつけ足した意味合いは、AIの発展に伴って勢力範囲が狭まくなり、最後の業務確認、オペレーション判断など、限られた業務に留まらざるを得ないニュアンスを表しています。所得の相対的低下を免れることは出来ない一方、雇用下に置かれるため安定性は高いと言えるかも知れません。

ブルーカラー → スカイブルー

一方、これまでホワイトカラーとの比較で言うと、社会的地位序列意識が下であることが多かったブルーカラーは、新しい時代を迎えるのではないかと。

個人のスキルや技術で価値を発揮し、クリエイティブなパワーやフィジカルなパワーを屈指することで、「スカイブルー」として勢力を誇るようになります。

AIや機械で代替する手前までその価値が高騰するので、所得の相対的向上が見込まれます。雇用下に置かれて低位安定のオペレーショナルホワイトとの逆転現象が起きる一方、市場価値の維持向上に向けた努力が欠かせなくなるかも知れません。

新種 → パーソナルグリーン

あらゆる生産活動の生産性が、ある一定のレベルを超えて高まると、「生産しない層」が生まれても社会的に成り立つ時代がやってきます。

競争社会を嫌い、自然に暮らすことを好む、新種の「パーソナルグリーン」という存在が生まれるようになります。

個性を重視し、自給自足的に生きる姿は自由人である一方、所得が、相対的に最も低いグループになるかも知れません。


「どれか」ではない、「車線変更可能」な生き方


これらの「4つのカラー」は、決して固定ではないかも知れません。

そのときどきで、「どのように生きたいか」で変わるのかも知れません。

たとえば、1人の人間が、パワーホワイト的な側面とスカイブルー的な側面を合わせて持って活動しているかも知れませんし、オペレーショナルホワイトがパーソナルグリーン的な生き方に憧れて、その生活様式を移すかも知れません。

こうした未来が、本当にやってくるのかどうかも分かりませんが、「自らの人生のオーナーは自らである」ことからも、自分らしい未来を自ら切り拓いていく自分でありたいですねっ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?