ギャグやってよって言われる問題

昔から議論されている話ではあると思うんだけど。

芸人がバイト先や地元の友達に「なんか面白いことやってよ!」って言われた場合どうするか問題。

これについて興味深いツイートしている人がいた。



【某広告代理店の入社面接で、僕の履歴書に「某大学のお笑いサークル所属」と書いてあるのを見た面接官が、案の定「え、なんかギャグやってよ」と言ってきたのだが、用意していた「コピーライターに『え、なんかコピー書いてよ』で書いてくれるんですか?」と返答してやった。】



僕はこれを見た時、「芸人もどきの残りカスみたいな奴が一丁前に芸人のプライド持って面接官にマウント取って何を偉そうにしてんだ?」と思ってしまった。

今は昔と違って芸人の常識みたいなものが世間にそれなりに蔓延している。視聴率がどうとかひな壇芸人がどうとかも視聴者は理解している。

そしてこの問題についてもすでに世間でも理解されており芸人に対して無茶振りをすることが愚かなことという常識がそれなりにある。

しかし中にはこういった面接官のような「ギャグやってよ!」みたいな人もいる。だからこういう返しをしたくなるのもわかる。

ただ僕はこういった場合は逃げるんじゃなくてギャグやった方がよっぽどカッコいいんじゃないかと思う派だ。

確かにすべるのは恥ずかしいし怖い。それに何で素人にそんなこと言われてタダでギャグやんなきゃいけないんだという思いもなくはない。

ましてや単なるお笑いサークルの大学生なんか絶対恥かきたくないだろう。僕だって大学お笑い時代なら恥ずかしくて断っていたかもしれない。

しかし芸人というのは人を楽しませることに喜びを感じるものじゃないのか?

それがしたいからお笑いをやってんじゃないのかい?

近年お笑い芸人の格みたいなものが少しずつ上がってきており出川哲郎さんや江頭2:50さんをリスペクトしなければいけないみたいな風潮すらある。

M-1人気もまたどんどん復活してきてネタがアートみたいなものになってきている気さえする。

お笑いの取り扱われ方が丁寧になるのは悪いことじゃないないけど芸人(芸人もどき)側までそれに乗っかって「芸人をバカにしないでください。僕たちはあなたたちのオモチャじゃないですよ?」となるのは違う気がする。

出川さんや江頭もおそらくこの現状に不安を感じていると思う。

もしもこのまま出川さんをいじめてはいけないという風潮や、江頭さんに対してボランティアの神様みたいな扱いを世間が続けたら世間から消えてしまうだろう。

かと言って出川さんや江頭さんを街で見かけた時にぶん殴ったり悪口言っていいと言っている訳じゃないよ。もちろん。

ただあまり過剰に持ち上げるのは本人にとって良くないと言っているだけ。

そして話は戻るけど芸人に対して「ギャグやってよ!」って言うのも推奨している訳じゃない。

芸人にだってプライベートはあるし疲れている日もある。

でも僕は言われたらやる。言った人に悪意があろうともやる。

反論するのも面倒だしそれで相手が笑ってくれたらお互いハッピーだし。

笑わなかったら笑わなかったで相手も「あ、余計なこと言うんじゃなかった。もうこういうのやめよう。」って思うだろうしね。

結論!視聴者も芸人もお互いがギスギスせず優しい心を持っていればこんなこと起きない(笑)

ギャグやってよ

ギャグやる

大爆笑する

これでいいじゃん!!!


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