ストレス解消法を探す前に知っておくといいこと
皆さんはストレスを自覚した時、どう対処しているでしょうか。
ストレスに関する本もいくつか読んできましたが、ストレス解消法として紹介されているのは、
・リラックスできる時間を作る ・読書をする ・散歩をする ・適度にお昼寝をする ・趣味を楽しむ ・おしゃべりをする ・音楽を聴く
などなど・・・
一見ありきたりというか、普通というか・・・
そんなの誰でもわかっとるわ!
という声が聞こえてきそうです。
しかしながら、これらの方法はストレス、そして自律神経の乱れの改善において、きちんとしたエビデンスがあります。
私が講師を勤めるヘッドマッサージの授業でも『脳疲労』の改善策としてお伝えしています。
ありきたりで普通。目新しいものではないことは頷けますが、それほど現代は“普通でありふれた休憩”をとれていないのであり、またこういった単純な方法こそ重要なんだということを改めて考えさせられます。
しかし、
実際に現場(サロン)でこれらをすすめても、
『いや、わかっちゃいるんだけどねぇ~・・・』
ってなります。
エビデンスの解説をしても逆に難しくなってしまいがちです(中にはきちんと理解しようとされる健康意識の高い方もいらっしゃいます)。
前置きが長くなりましたが、今回お話したいのは、
ストレスを解消する方法
ではなくて、
ストレスを解消する方法の入り口
をお客様に提案してはどうでしょうか。という話です。
話の本筋からお話すると、ストレス解消、そして休息には
『パッシブレスト』と『アクティブレスト』
と呼ばれるものがあります。
『パッシブレスト』は、“身体を休めること”が基本であり、単純に横になったり、睡眠をとったり、所謂“まったり”とした時間を過ごすことです。
一般的に思い浮かべる『休息』はパッシブレストにあたります。
『アクティブレスト』は“身体を動かす”ことが基本で、趣味に没頭したり、楽しい時間を過ごすことです。
『リフレッシュ』という言葉がしっくりくるかもしれませんね。
この2つの方法が存在することをまず知ってもらって、
どっちが向いているか?どっちが不向きか?
を一緒にお話しすると、とても喜ばれます。
例えば、常に考え事をしていたり、不安感や心配事を抱えている人には『パッシブレスト』は不向きでしょう。
余計に思考がグルグル頭を巡ってしまい、疲れてしまいます。
そんな人は、『アクティブレスト』を入口にして、
趣味や、楽しいことは何か改めて考えます。
そこで「思い浮かばない」となっても、ルーティンの中にヒントがあったり、
今では気になったものならなんでも情報が手に入るので、『検索すること』から始めてみるのもいいかもしれません(=゚ω゚)ノ
少なくとも、
自分に向いてないストレス解消法で逆にストレスを溜め込む
という最悪な状況は回避できるのではないでしょうか。
皆さんも是非、パッシブとアクティブ、どっちが自分に向いているか試して(考えて)みてはいかがでしょうか(^_-)-☆
因みに私は100%『アクティブレスト』派でした(゚∀゚)
「アクティブ」と聞くとなぜか「縄跳び」を連想してしまう私です(・ω・)ノ
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