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まいた種は忘れた頃に。

ずーっと前にまいた種。すっかり忘れていたら、しっかり発芽していた。

ズンズン進んでいたら、いつの間にか遠くでしっかり出ている芽を確認して、言葉にならない様なじんわりとした感動の中にいました。

そういえば。人の前や真ん中で話すのは得意ではないので、みんなの中に種まきする様なワークショップをいくつかしてきました。

すでに種がある場合は、土壌を整えたりお水をまくことも。1番得意なのは、そこを照らすこと。1度照らせば、離れてもその光や熱は続いていたのだと、ここ数日でいくつもの芽を見つけた事で確認することができました。みんなとーっても素敵な芽。

強制や誘導は好きではないので、選択肢の多い汎用性のあるあやふやなカタチなきものをシェアしています。私の中にある答えの様なカタチではなく、観察の仕方や疑問や解決の生み出し方を、私の経験を通してシェアしてきました。選択する覚悟や楽しみを残しながら。変化するものですし。

偉そうだけど、私が芽を出した訳ではないのだけれど、それが私の役割だから仕方ない。

芽を出しても出さなくても。花が咲いても咲かなくても、それは自由。実を結んだり、途中で枝分かれしたり、それも自由。

変化しながら、この変化の中を生きていると「そうか」と気付きます。新たな気付きかと思ったら、ずっとやってきていたんだなー。

また森に教えてもらいました。

森はどこにでも作ることができる。

土壌を整え、種をまき、光と水と音があれば、周囲との優しい関係性の中で。その場に必要な役割があれば、素敵なタイミングで種は膨らみ根が張り、芽が出る。それは、やがて森となる。

あっと驚く様な場所にもね。

なるほどなー。すごいなぁ、森は。



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