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高床式美容室の前に..【古民家開放!のお知らせ】

杜とあお。オープン6年目にして第二ステージが見えてきました。
完成には程遠いけど、いったんお披露目会をやりたいと思います。


お客さまにはもちろん、是非ご近所さんや6年間お世話になった方、語り合ったり刺激を頂いてたりと色々と関わってくれてる方たちにも来てもらえたらと思います。


【ここまでの流れを駆け足で!】

*移住して...*
カズ会社人→引き篭もり鬱からの脱却。元々肌に合っていた自然と共に生きる田舎暮らしへ。
みよ子美容師14年勤めて→技術と売り上げが美容師の価値全てと習い信じてきたが労働時間・化学物質アトピー ..心身ともに疲れて暮らしの先のイメージが抱けず、本当の幸せを考えて貧乏覚悟で移住を決意。下田のチェーン店でパート勤め。


*暮らし図鑑して...*
当時地域おこし協力隊の一徹と出会い、その人の暮らしを体験してみるというコンテンツに参加。
"自然の恵みを遊ぶ食べる暮らし"カズ
"山の木々からシャンプーづくりする暮らし"みよこ



*あるもので店をだして6年...*
あるものでならわたしでもできる.. かも。
植物だけの施術を習いに元祖自然派美容室の京都の師匠に弟子入り。
浄化槽設備せず川へ排水を試みる。
パーマ薬剤使わず草木でシャンプーと髪染め。
古来日本人に倣って身近な木の実や薬草を工夫。
店内の鏡や家具鹿の角などほぼ頂き物か拾い物。
もっと多くの植物知識を深めようと樹木医の資格を取りながらAyurveda(生命科学)の先生に弟子入り。

『アーユル(生命)=命の健康と幸せの定義とは』
外部の何かを加えることによって幸せになるのでなく既にある幸せへの気づきのこと。
『ヴェーダ (科学)=より良く生きる智慧とは』
人それぞれの個性をホリスティックに捉え
今の自分を見つめて整えてる行為.医療やセルフケア.哲学のこと。

*第2ステージ(新たな物件)への模索...*
ありがたい事にお客さんが増えてきて、かずさんの肩身が狭くなってきたので店とプライベート空間を分けたい。
集客見込んで綺麗で整った物件か..?
わたし達にとって一体何が幸せか、そして豊かな暮らしとは何かを改めて問いだす期間1年。



*幸せの答え、不完全さと自分らしさ*
☑︎ 足るを知りバランスする暮らし(アーユルヴェーダ.生命科学)を実践し日々を重ねていける
☑︎排水がコンクリートを流れる滑り台仕様でなく自然に則した形で土地と循環できるところ
☑︎かずさんが遊べる場所=自然の恵みがあり、自然遊び自体を環境循環や生業にできること
☑︎思考でなく五感を頼りに植物でカウンセリングできるところ


•••そう思うと、
わたし達はチョット都会で綺麗な物件•ある程度揃っていたり、完全な所では幸せを感じられないんだろう。あくせく働いて維持してくことは出来ても忙しさに埋もれてしまいそう。
そんな時、山林原野付き古民家を買わないかと話があった。

すぐ住める家じゃないけどある程度直せば高床式美容室を建てたり自然の恵みやそれらを生かすスペースはある。(1000坪‼︎)
不完全と思えるところに充分な幸せがきっとある。
不完全なわたし達ならそれに気付ける。
そう信じて直感で即決。



*これからどんな風に古民家を立て直すか*
ただ腐った柱を新しく付け替えても、そこに原因の湿気がある限り根本的解決にはならない。
湿気は突如湧いてくるモノでなく、生きてる山や川空気の流れによって生まれた、目に見えない生き物。


山の木々からの手づくりシャンプーをするときに、髪の毛ひとつを切り取ってそこだけ潤いと艶を与えて良く変えようとは考えない。
血流やターンオーバーなど身体全体をバランスする事で、頭皮や髪の毛そのものの自己免疫力を上げている。

アーユルヴェーダの学びや
日ごろ実践している暮らしの智慧を活かして、
古民家はただの"建物という物質"でなく、山や空気.水の流れ等"自然と地続きな生き物"と捉えて、先ずは循環できる環境を整える工夫をイベント形式で公開。

地元の方も南伊豆が久しぶりな方も、ぜひぜひのぞきに来て欲しいです。
インスタFBで続々出展者の紹介をしていきます。
よろしくお願いします!



【古民家開放!!イベント】
とき   6月8日(土)吉日10:00くらい〜
     出入り自由!〜日暮ころ予定
ところ  南伊豆町妻良1058(トコヤ)
催し   ・古民家ルームツアー
     ・敷地内山菜薬草など散策
     ・小民具.農機具.神具.書物の展示
     ・食器や古着のフリーマーケット
     ・飲食店、食べ歩き
     ・井戸水で冷やしたスイカや麦から
      作った麦茶の振る舞い予定




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