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ネパールで荒野開拓?

こんにちは 広報担当のサトです。

スケートボード人気継続中

東京五輪でかなり注目されたスケートボード。その後も着実に幅広い年齢層のスケーターが増加しており、各地のスケートボード教室は今も盛況のようです。夏はスケートボード、冬はスノーボードという方もおられますが、実はスケートボードは一年中楽しむコトができる競技です。

スケボーとインフラ

欧米ではパークが充実していたり、歩道と自転車道がきっちりと分かれていたりと(自転車道でスケボー、ローラーブレードを楽しまれている姿を見かけます)、スケボーを楽しむ環境が整っていますが、日本は騒音問題等でまだまだ競技を気軽に楽しめる環境が整っていません。

他のアジア諸国でも同じようにインフラの悩みを抱えておられる国も多いようですが、そもそもスケートボードが欲しくてもスケボー自体が流通していない国、それどころか、道路はじめ、日本ではあたりまえの交通インフラが整っていない国がたくさんあります。

スケボーを気軽に楽しむ環境はまだ整っていない国が多い

岩澤シモンさんの取り組み

スケーターで人気YouTuberでもある岩澤シモンさんは、そんな途上国の子供たちに「笑顔と夢を与えたい」という想いで、現在ネパールのブトワルという町でスケートボードパークをドイツのNPO団体と一緒に建設されています。

首都カトマンズから乗り合いバスに揺られて約10時間もかかる場所にブトワルは位置します。ブトワルは配送サービスの圏外の場所であるため、いつもシモンさんはプレゼントにたくさんのスケートボードデッキ、スケートボードシューズを携え、子供たちに会いに行かれています。

ネパールの田舎町は舗装された道路があまり無いようです


荒れ地を耕しスケートパーク建設を開始しました

パークをつくる意味

私たちはシモンさんの子供たちへの強い想いに賛同して、パーク作りの支援とスケートボードシューズを少しサポートさせていただいています。サッカーはボールとスパイク、野球ならグローブとバットとボールがあれば、それなりに楽しめますが、スケートボードには舗装された場所が必要です。道路がきっちりと舗装されていないネパールでは、スケートボードを楽しむためにパークを建設する必要があります。

シモンさんも率先して汗を流しながら作業を進めています

インフラをイチから作るコトは大変で、多くのステップを踏んでゆく必要がありますが、スケートボードを見たコトや乗ったコトがない子供たちに、新しい体験を提供し、刺激を与えるコトに大きな意味をシモンさんは感じておられます。

私たちも、子供たちが夢中でスケートボードを楽しめるようになれば本当にうれしいです。そして、このパークという施設に人が集まり、コミュニケーションが生まれ、新たな出会いや、地域の活性化にも繋がればと願います。

徐々にパークらしくなってきました

これからも応援していきます!

パークの完成まであと少しですが、建設途中の様子をシモンさんのYouTube動画で見るコトができます。すでに現地の子供たち、地域の方々との交流は進んでおり、子供たちがスケートボードを楽しんでいます。

建設現場に子供たちが集まってきます

グループ会社でスケートボードを取り扱っている私たちが、このような形で子供たちにスケートボードを始めるキッカケ作りに、少しでも携わるコトができたのもシモンさんのお陰です。シモンさんのスケートボードを通じた途上国の子供たちへの支援活動を、今後も応援していきたいと思います。

またパークが完成したら報告します!

完成まで、もう少し