いくつ見つけられる?生活を支えるマジックテープ® お出かけ編
こんにちは!営業担当のゾノです。
前回、お家の中で活躍しているマジックテープ®をご紹介しました。ロールカーテンやシステムキッチンなど意外なところに潜んでいましたね。
前回のリビング編は ▶コチラ
マジックテープ®は、まだまだ、いろんな所で私たちの生活を支えています。今回は、「お出かけ編」として、家の外で活躍するマジックテープ®をご紹介します。
【初級編】実は、これもマジックテープ
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、私たちの生活は大きく様変わりしました。
一年を通したマスク生活に加え、入り口に設置された消毒液、飛沫防止のアクリル板、ソーシャルディスタンスのためのサインも見慣れた光景となりましたね。
その中でホテルや映画館など、カーペット素材の床に
「距離をとりましょう」
「ソーシャルディスタンス」
などの文字をみかけたことはありませんか?
実は、これがマジックテープ®
マジックテープ®のオス側に文字がプリントされており、カーペットのループ部分にちょうど引っ掛かるようになっています。
接着剤が床に残ることがなく、必要に応じて、貼ってはがせるため都度用途が変わるようなイベントホールや公共施設などでも活躍しています。
【上級編】見落としがちなココにも
ソーシャルディスタンスのサインを見かけるよりもずっと前から黒子として活躍し続けるマジックテープ®が身近なところに隠れています。
それは、自動車。
まず、イメージできるのが、足元のマットやシートではないでしょうか。複雑な形状に対応できること、さらには廃棄後のリサイクルまで考慮してマジックテープ®が採用されているそうです。
そのほか、天井の内装を固定するためにも使われています。これは驚きでした。部材が大きいため、位置を決める際の仮止めとして使われているそうです。
姿カタチを変えて生活を支える真の黒子
お家の中にいても、お出かけをしていても、気づかぬところでマジックテープ®がストレスのない暮らしを支えています。
単に「貼ってはがせる」を叶えるだけではなく、使われる場所に応じて、求められる強度や素材が変わってくるためマジックテープ®と呼ばれる面ファスナーにも様々な種類があります。
オスと呼ばれるフックの形状が二股に分かれていたり、さらに4つに分かれているものもあります。
また、テープ状のマジックテープ®は布を織るようにして作られているのに対し、強度が必要な場合は、剣山のような形に一体型で成型されています。
このように形状や製造方法を変えることで、あらゆるシーンで活躍できるマジックテープ®が作られているようです。
「貼ってはがせる」というマジックテープ®のシンプルな機能。
これを深堀したら、不便のない暮らしを実現するために「できない」を「できる」に変える様々な工夫が施されていることが分かりました。
まだまだ、知らない場所でマジックテープ®が活躍してるかもしれませんね。
第三弾は番外編として、マジックテープ®が使われているアイテムを紹介します。次回もお楽しみに!