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『好きのこだわり』

好きってなんだろう。

私は基本的に、好きに絶対がない。
どういうことかというと、好きな食べ物とか、好きな色、好きな天気と好きな季節、好きな服とか好きな歌、どれも絶対がなくて、あれも好きだしこれも好き。
だから、
「好きな○◎は?」
という質問にはいつも時間を要してしまう。
「□って答えるようにしてるけど別にこだわりはなくて、◇も好きだし、☆もたまに…」
と、周りくどい回答。

好きにこだわりがない。
なぜなら、私が好きと言っているものが嫌いな人のことも私は嫌いではないから。そしてその主張をしたいから。

「なんで好きなの?」
という理由をあやふやにすることで、誰の敵にもならない気がするの。
反対に、私の嫌いなものが好きな人のことも嫌いではない。だから、私には嫌いなものがない。

「本当に好きなものは?」
「本当は嫌いなものは?」
私がそれを打ち明けることが出来る人は、この世に何人いるだろうか。
そう多くはいないことが私の淋しいところ。
しかし、それが出来る人こそが、私の好きな人とも言えよう。
私の好きなものが嫌いでも、嫌いなものが好きでも、私が好きな人、私のことが好きな人。そんな愛おしい存在が、とても大切。

ほら、好きじゃん。

かけがえのなくって大切にしたい、私の好きな人たち。
誰がなんと言おうと、これは絶対なの。

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