ジョーカー 悪の熱狂の暴走
2019年製作、監督トッド・フィリップス
バットマンに登場するジョーカーの話ではあるが、完全に独立した映画。
ジョーカーの原点を描いているが、本作より前のバットマン映像作品に登場している、どのジョーカーの過去でもない。
全編にわたり、ほぼ主人公アーサー役ホアキン・フェニックスの一人芝居。
いや、ほかにも出演者はいるのだけど、ホアキンのアーサーの視点に映画が支配されている。
その結果、観客がアーサーの視点で感情移入するので、悪のカタルシスに支配されてしまう。自分が悪ではないと