”国勢調査”に回答すると気づくこと
ポストに投函されていた国勢調査書類。
さっそくインターネットで回答してみました。
【感想】
「意外と”個人情報”を回答するんだな。」
15問程度あった質問の半分は、個人情報でした。
名前、電話番号、住所、勤務先、勤務先の住所、職種、など。
戸惑ってしまったのは、私だけでしょうか。
このまま『送信』ボタンを押すのは怖かったので、少し調べてみます。
国勢調査の目的
”統計法(平成19年法律第53号)第5条第2項の規定に基づいて実施する人及び世帯に関する全数調査で、国及び地方公共団体における各種行政施策その他の基礎資料を得ることを目的としています。”
要は、統計法に基づいて、国で使用するための統計データを作るという認識で良さそうです。
しかし、これだけでは、まだ個人情報を”送信”するわけにはいきません。
『統計法』という聞き慣れない言葉に不信感があります。
統計法とは
”統計の真実性を確保し、統計調査の重複を除き、統計の体系を整備し、及び統計制度の改善発達を図ることを目的とする”日本の法律”である。(1947年3月26日に公布)”
統計法=日本の法律=義務?
”送信”ボタンに手がかかりました。
Q、調査に答える義務はあるの?
A、統計調査を実施し、正しい統計を得るためには、正確に回答してもらうことが必要になります。(省略)また、同法第61条では、「基幹統計調査の報告を拒み、又は虚偽の報告をした者」に対して「50万円以下の罰金に処する」と罰則について規定しています。
『送信完了』
まとめ
今回調べたレベルの知識は、日本国民であれば知っていて常識でしょうか?
身近にいる年齢の近い人に、「どうして国勢調査って答えないといけないの?知ってる?」と聞いてみたところ、3/3人が知らなかったです。
むしろ、「CMでやっているよね」くらいの認知度。
国のやっていることに、私たちはもっと興味をもたないといけない危機感。
日本にとって統計データが必要なことであるという説明。
いろいろなものが足りていない”国勢調査”でした。
ありがとうございます!