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【採用情報】紙箱の加工職人(製造職)を募集します!(札幌の紙箱メーカー・モリタ株式会社)

3,000種類

-モリタ株式会社で1年間に作る箱の種類です。既製品は、当社オリジナルブランド以外ありません。ほぼ全てが、オーダーメイドです。

私たちはこれら全てを、機械加工の組み合わせで一つひとつ丁寧に、正確に作り上げています。

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商品にとって、箱は脇役です。しかし、商品より先にお客さまの目に入る存在であり、嬉しかった記憶をいつまでも形として手元に残しておく「思い出」にもなり得ます。

箱の数だけ、人の大事な「想い」が生まれる。だからこそ、全自動の機械任せにはせず、人の手をかけて一つひとつを丁寧に作っています。


そんな"人をよろこばせる箱"を作る職人さんを、この度募集します。

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モリタ株式会社について

はじめまして!札幌の紙箱製造メーカー・モリタ株式会社 代表取締役の近藤 篤祐と申します。

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当社は昭和7年に札幌で創業し、今年で89年目を迎えます。

本社は、札幌市白石区の静かな住宅街に位置しています。豊平川から歩いて10分、オフィス隣には小さな公園もある落ち着いた環境です。

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私たちの主な商品は、本社内の自社工場で製造を行う「紙箱」です。ひとことで「紙箱」と言っても多種多様で、機械加工とベテラン社員の手作業を組み合わせて、クライアントさまのご要望にきめ細かくお応えしています。

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「コロナ禍」においても通販商品の需要拡大や、いわゆる「D2Cブランド」さまからのお引き合いも順調に増え続けています。昨今では北海道内だけではなく、北海道外のクライアントさまからも多くのご依頼をいただいています。例えば……

これまでの制作事例

2015年に日本に進出され、たちまち大人気になられたコーヒー店「BLUE BOTTLE COFFEE」さま。

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こちらの限定商品パッケージを製作しました。他にも、アメリカでの販売用としてオーダーをいただいた実績もあります!

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週2回の販売日にはものの数分で完売してしまう、"ミスチ"こと「Mr.CHEESECAKE」さまも、長いお付き合いをさせていただいています。

実はこの箱、札幌の当社の工場で作っています…!

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ご相談を重ねながら完成形のイメージを形作り、商品と出会う前のワクワク感を味わっていただけるような、そんなデザインにさせていただきました。

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和歌山県・熊野古道の「熊野杉」の天然香料を使用した「ボタニカルチョコレート」のパッケージは、私たちの作品の中でも特に印象的なもののひとつです。

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「地元に特産品を!」という熱い気持ちから走り出したプロジェクト。その想いを形にするために、現地(和歌山県)までお伺いして、一緒に創り上げました。

モリタ株式会社のその他制作事例

ご覧いただいた通り、モリタ株式会社のお仕事に2つとして同じものはありません。クライアントさまがそれぞれ持たれている想いを形にするために、コミュニケーションを重ねて、ゼロから1つずつオーダーメイドで創り上げていきます。

製造も「決められた通りに、単調な作業で作ればいい」というわけでは決してありません。営業担当である「箱プランナー」からクライアントさまの想いを伝え聞き、最終的に手に取ってくださるお客さまのことを想像しながら、一つひとつ丁寧に組み上げていきます。

製造職の具体的な業務内容

今回は紙箱作りの根幹となる部分、紙箱の打抜きや切り込み加工などを担っていただく職人さんを募集します。

◎打抜き加工

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原料紙やデザインが印刷された紙を、箱の組立前の状態に「型抜き」する加工です。紙加工の業界用語では「打抜き加工」と言います。

世の中に存在する紙箱の多くが、この加工を経てつくられています。紙加工において中心的な加工のひとつです。

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この木製の板は「抜型」と呼ばれるもので、展開図上に鋭利な刃がついています。この抜型を機械にセットし、紙を投入して型抜きしていきます。

一見すると簡単そうですが、実は理想通りの紙箱を完成させるためには繊細な調整が必要となります。まさに「職人技」なのです。

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打抜きした箱を組み立てると、おなじみの形に仕上がります。このような一般的な形はもちろん……

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箱の表面に穴を空ける加工や……

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こんな特殊な形にも対応することできます。全ては、クライアントさまの想いを形にするためです。

◎Vカットボックス加工

当社が得意としている紙箱「Vカットボックス」の加工にも携わっていただきます。この「Vカットボックス」は全国でも数社しか手掛けていない、特殊な紙箱の加工です。

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紙としては分厚い2mm程度の素材に「Vの字状の溝」を彫り込む加工です。この箱づくりには精度が求められます。寸分の狂いもない箱を完成させるためには、0.1mm単位の細かな調整が肝となります。

この機械に紙をセットして加工すると……

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このようになります。溝を彫り、パーツを組み合わせて作る、まるで木箱のような高級感のある仕上がりになります。

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実はMr.CHEESECAKE様の紙箱も、Vカットボックスです。

◎箔押し加工

箱に高級感を出し、より華やかなデザインにするために欠かせない「箔押し加工」も、自社で行っています。

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箔押しする文字やロゴマークなどの原版となる「金版(かなはん)」を機械に装着し、1枚1枚紙に箔を押していきます。色は金色や銀色だけでなく、多種多様なメタリック素材をデザインに応じて使用します。

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箱の印象を決定づけるこの作業も、デザインと箔と紙との相性を判断して微調整を繰り返します。難易度の高いデザインを表現できた時の達成感は格別です。

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紙箱中央にある繊細なロゴマークの青も、箔押しで加工しています。

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このような製造・加工のほかに、経験や適性に応じて生産管理・外注管理の業務もあります(詳しくは説明会の際にお知らせします)

「紙箱職人」の仕事のやりがい(求める人物像)

箱製造は、紙材料の加工作業(製造機械のオペレート)が中心です。どの仕事もはじめは難しそうに見えるかもしれませんが、先輩がゼロから丁寧に指導します。当社のスタッフも皆、最初は未経験者でしたのでご安心ください!

先に説明した様々な加工作業を一度に覚えるのではなく、配属されたセクションを中心にしっかりと経験しながら、ときには他セクションの加工を手伝ったりすることで「紙加工のプロ」として成長していきます。

製作する紙箱のほぼ全てがオーダーメイドであるため、「いつも同じものを作る」ということはあまりなく、一つひとつ仕様やデザインが異なる様々な製品づくりを通じて、経験・知識を積んでいただきます。

ものづくりが好きな方、ものづくりを仕事にしたい方に、ぜひチャレンジしていただきたいです。

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たとえば、ショップで自分達の手掛けたパッケージが手に取って喜んでいるシーンをみると、こちらも嬉しい気持ちになります。……その根幹となる部分を担う、やりがいのある仕事です。

クライアントさまの想い・ニーズ寄り添い、期待を超えた「感動」の箱を一つひとつ作り上げていく。そして、それがお客さまの手に届く喜びを感じる。

この感覚を楽しめる方は、きっと「紙箱職人」として活躍し、充実した楽しい毎日を過ごしていただけるのではないかと思っています。

募集要項

今回の募集要項です。

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モリタ株式会社のお仕事アレコレ(Q&A)

①勤務時間は?

→8時半から17時半が定時です

②残業時間は?

→繁忙期(10月~1月)は残業があります。日によりますが、1時間~最大3時間の残業となります。

③お休みは?

→基本的に週休2日制(土・日休)です。繁忙期(10月〜1月)を中心に土曜日出勤があります。祝日もお休みです。

④有給休暇は取得できる?

→有給休暇は申請に応じてきちんと取得できます(参考:2019年度有給休暇消化率…70%)

⑤その他

→当社は副業OKです。社内規定に基づき認可します。特に当社での経験を活かしたり、自己成長につながったりする副業を認めています!

工場部門の社員では、業務での紙箱制作で得た技術を活かしてプライベートでも自分の紙箱ブランドを立ち上げ、イベントなどに出店している社員もおります。​

モリタ株式会社が実現したい未来

「箱は、人をよろこばせる」

これが、私たちの信条です。

昨今、人々の関心が「安くて便利なもの」から「こだわりや、特別な意味を持ったもの」に移り変わりつつある中で、箱が果たす役割はこれまで以上に重要になると考えています。

商品にとって、箱は脇役です。

しかし、お客さまが商品より先に出会う「顔」であり、嬉しかった記憶をいつまでも形として手元に残しておく「思い出」にもなります。

箱が良ければ、その商品に関するお客さまの体験全体が素晴らしいものになり、心豊かに、幸せになれる人が増える。

私たちは、その瞬間を演出したいのです。

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「良い箱を作る、モリタ」というイメージを、北海道のみならず全国の方に持っていただく。そして、私たちが良い箱を作り続けることで、お喜びいただける方を増やしていく。

「箱職人」には、そのための大事な期待しています。

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モリタ株式会社 関連リンク

公式Webサイト

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モリタ株式会社 | もっと売れるパッケージを。梱包、雑貨、食品、ギフト…紙箱工場直営専門店。オーダーメイドにこたえます。

Instagram:当社の制作事例などをご紹介しています

Twitter:当社の新人「箱プランナー(営業)」が、日々発信しています

TVh様「けいざいナビ」(2017年6月24日放送)

TVh様「Watching Sapporo」(2018年1月25日放送)


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