りんごのまんなか*夢の種「ちっちゃな学校」訪問
現在、広くシュタイナーに関わることを学ばせていただいているシュタイナー研究家の志賀くにみつ先生からご紹介していただき訪れました。
岩手県胆沢
金ヶ崎町。
妖精の国にでも入ったようなファンタジックな雰囲気の森を車で走らせ一軒の古民家に着きました。広大な敷地に畑がありヤギの鳴き声が響きました。私たちをみた低学年のお子さんが、笑顔で出迎えてくれました。
ちっちゃな学校を主催されているのは及川弘子先生。
シュタイナー教育と宮沢賢治さん的世界をベースにされています。
弘子先生はキャリアが非常に豊富で、お話から教育のプロフェッショナルであることが伝わってきました。長く公教育に携わってこられて、その問題意識からご自分で学校をつくられました。
朝、ろうそくに火を灯し1日の祝福の歌を歌うことから始まりました。
ろうそくの灯りをみつめて歌声を聴くゆったりと流れる時間。
こんなに幸福な学校での朝の時間は初めての体験でした。
「私とあなた あなたと私 私とあなたで 私たち」
幸福な歌声が部屋に響きました。
お手玉を使った手遊び。
遊びを通して、他者と関わることやからだの感覚を育てます。
この手遊びの中でも、子どもは「今度は、こうやってやってみよう!」と遊びの提案がありました。
遊びを通して、子どもはたくさんのことを学んでいます。
シルクプレイという活動を見せていただきました。
綺麗な色の布を使って遊びました。
子どもが、一緒に同行していたパートナーを遊びに誘い、布を使って即興劇遊びが始まりました。その様子をみていて、彼女の中にある小さな女の子が喜んでいて癒されているように感じました。
シュタイナー教育では、0-7歳期の子どもはファンタジーの世界に生きていると言われています。まさに目の前でファンタジーの世界に生きているお子さんの姿を見て、そこを弘子先生は尊重されていました。
<ここから先は、発達論やより深く教育について触れた内容になります>
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