リタ•クーリッジ Nice Feelin’
大谷選手、結婚しましたね。奥様はスポーツ選手!やっぱりスポーツ選手はスポーツ選手と結婚するのがイイ!なんて思います。だって陰で凄くトレーニングしているし、お互い苦労が理解し合えるっていいことです。奥様もシュート練習とか凄く努力してきたと思うし、雰囲気もナチュラルで好感もてますね。
私は野球よりサッカーが好きなのですが、海外のサッカースター選手の奥様はモデルさんが多いです。私の好きなアルゼンチンの英雄ディマリア選手はパリやスペインの名門クラブからイングランドのクラブに移籍したのですが、ディマリアの奥様が後に、すごいコメントを母国アルゼンチンのTV局に発言した時は、笑いました。
「イングランドにはぜんぜん行きたくなかったわ。みんな変な人だし、女性はみんなスキニーで堅苦しいし不気味だったわ。料理も美味しくないの。スペインやパリに住んだ時は最高だった!イングランド行きが決まった時は彼とケンカしたわ。とにかくイングランドのマンチェスターはひどかったの!」モデル妻ちゃん、ワガママですね〜笑
それに比べて日本の大谷選手の奥様はスポーツ選手だし人柄も良くて良かったぁ〜。さすがスーパースターの奥様!
スーパースターといえば、大谷選手と1ミリも接点はありませんが、1970年のリタ•クーリッジの歌が思い浮かびます。
この年、ジョーコッカーのライヴ盤の中で彼女は、のちにカーペンターズがカヴァーする「スーパースター」を披露します。既にバックコーラスとしてひっぱりだこでしたが初の公式デビューです。
私が「ポピュラーリタ」ではなく「デルタレディーリタ」を初めて知ったのは、1984年、レンタルレコード店でバイトしていた時です。
ある日、レコードの仕入れ先の問屋の営業Aさんが「リタクーリッジの新譜、注文しておきますか?」と言うので「世界歌謡祭とかで有名なんですよね?」「そうだね。入れとくかぁ。この人はね…昔がイイんだよ、化粧して変わっちゃったよ」と言います。そのAさんは、兄貴分で面白い人でして、イイ音楽をよく知っていました。
彼と営業コンビで彼と仲の悪い営業Bさんは、子供ぽい風貌なのにキザな話し方が似合ってなくて、ある日「この辺でうまいメシ食わせる店ありますか?」と言いまして、うまいメシ食わせるって!?って言い方が可笑しくて、その時店にいた、いつもおとなしいロック姉さんが、笑いが止まらなくなる程ウケていたのを思い出しました。
リタ•クーリッジ Nice Feelin’ 1971年
まず、このジャケット写真が「デルタレディーリタ」でした。ポピュラーリタとは大きく異なります。髪を縛り、あどけなさが残ります。
裏ジャケ写真も、インディアンのチョロキー族の血を引くデルタレディーリタです↓
ジャケ開きは↓は、よくわかりません。左側に犬がいます。なんだろう、もっと湿地帯とかスワンプぽくしてほしかったです。
彼女のソロでスワンプ色豊かなのは最初の3枚で、その後クリス•クロストファーソンと結婚してからカントリー色も混じり徐々にポップスになり、お顔立ちも変わっていってしまいます↓
まあ時代の流れだし子育てもあるし仕方ないんですけど、ナチュラルな昔の方が良かったなあ。(おおきなお世話)
初期がスワンプなのは、この当時の相棒、マーク•ベノの存在が大きいからでしょう。マークさんのソロは相当にスワンプですからね。それにお二人、お互いのソロでこの曲を歌っていて、歌詞がストレートです↓
歌詞
だって私ひとりではできないわ
ふたりでやりましょうよ
できるわよ 二人でグルーヴさせましょう
あなたは私の中でナイスフィーリング
ナイスフィーリン〜inside me♪
大人な歌詞ですね〜笑 でも歌とサウンドはおそろしく深淵さを感じます。マークベノのソロ1stでも彼が歌っていてあやしい関係です。ライナーによると「幼なじみの親友」とリタは云っていますけど。
もう一曲↓信頼するマーク•ベノの曲はアルバムトップを飾ります。出だしを聴いた瞬間、本作の湿度感の良さ、リタの懐の深さに惹き込まれます。
A2 ↓は歌い上げのバラード。「今朝も貴方は私を求めてきたけど、今夜は去って行く」と、こちらもセクシュアルな歌詞です。
A3↓は彼女の好きなシンガー、レイ•チャールズのヒット曲。オルガンにのりR&Bムード全開でマークとのコーラスもぴったりです。
思えば、レンタルレコード店の営業Aさんの「化粧する前がいいんだよ〜」の一言で、デルタレディーリタを知ったわけですが、ポピュラーリタとでは、ほんとに音楽性もお顔立ちも大きく変わった気がします。
私としては初期のノーメイクでナチュラルなリタさんが好きなんですよね。(おおきなお世話ですけど)
大谷選手の奥様は、この先もずっと、今と変わらぬナチュラルな素敵な女性でいてほしいです。
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