「認知症」の方が入居できる専門の施設がある？
Ⅰ：認知症対応型共同生活介護（グループホーム）の概要説明は？
≪認知症になっても高齢者に対して安心できる共同住宅がある≫
家庭的な環境と地域住民との交流の下、入浴・排泄・食事等の介護などの日常生活上の世話と機能訓練を行い、能力に応じ自立した日常生活を営めるようにすることです。
（出典：厚労省）
＜グループホーム事業所の基本は？＞
◆１事業所あたり運用基準は？
１又は２の共同生活住居（ユニット）で運営しています。
◆各ユニットの定員は？
5名以上9名以下です。一般的には２ユニットで18名ですが、一部エリアでは、実情により効率的な運営に必要と認められた場合は、３ユニットの27名の事業所もあります。
＜グループホームの設備内容は？＞
◆一般的な立地状況は？
住宅地等に立地している場合が多いです。
◆居室の広さですが？
洋室7.43㎡（和室4.5畳）以上を原則とした個室になっています。
◆居間・食堂・台所・浴室での設備ですが？
消化設備その他非常災害に際しての必要な設備が必ず必要です。
＜介護スタッフの人員配置基準があります？＞
◆介護従業者人数は？
日中は利用者3人に1人（常勤換算）、夜間は各ユニットごとに1名が必要になっています。。
◆介護をするための計画作成担当者が必要です！
ユニットごとに1名（最低1人は介護支援専門員）は配置基準です。
◆管理責任者の能力は？
3年以上の認知症の介護従経験があり、厚生労働大臣が定める研修を終了した者が常勤専従することが必要です。
Ⅱ：運営内容基準ですが？
≪運営基準ですが≫
◆１）家族と利用者・介護事業者との情報共有・連携の為、運営推進会議の設置が必要になり？
利用者・家族・地域住民・外部有識者等から構成されており、外部の視点で運営を評価がされます。
１）運営推進会議：事業者が利用者、利用者の家族、地域住民の方々に対して、提供しているサービス内容等を明らかにすることにより、地域に開かれたサービスとすることで、事業所運営の透明性の確保、サービスの質の確保、地域との連携の確保、を図ることを目的にしています。
Ⅲ：グループホームの詳しい内容は？
◆認知症グループホームの特徴ですが？
・「認知症対応型共同生活介護」として介護保険上に位置付けられ、認知症の人へ少人数（5人から9人）を単位とした共同住居の形態でケアを提供していることです。
◆家庭的で落ち着いた雰囲気の中でのケアを促進しています？
・食事の支度や掃除、洗濯などの日常生活行為を利用者やスタッフが共同で行うことにより、 認知症状が穏やかになり安定した生活と本人の望む生活を実現することができるようにしています。
◆認知症の方にとってメリットですが？
・生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることにより、 生活上のつまづきや認知症状を軽減し、心身の状態を穏やかに保ちます。
また、過去に体験した役割を見出すなどして、潜在的な能力に働きかけ、認知症の人の失いかけた能力を再び引き出し、本人らしい生活を再構築することが可能となります。
◆認知症グループホームのケア内容ですが？
・認知症の人を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視して、残された能力を最大限に発揮できるような環境を提供し、楽しみや潤いのある普通の生活を送ることができるように支援することを何よりも優先しています。
◆慣れ親しんだ生活目指しています？
・生活様式が守られる暮らしとケア・個人の生活史が尊重された継続性のある生活を目指しています。
◆生活障害を補います？
・もてる力が発揮できる暮らしとケア、本人の有する能力に応じた自立した生活を補います。
◆家庭的な暮らしの中で活き活きと共同生活ができます？
・権利や尊厳が保障される暮らしとケアができる環境です。
（少人数の中で個人として理解され受け入れられる生活ができます）
◆人としての自信と感情が育まれる暮らしとケアができます？
・衣・食・住全般に生活者としての役割のある生活ができり環境になっています。
◆豊かな人間関係を保ち支え合う暮らしとケアができます？
・利用者、家族、スタッフ、地域社会との絆を大切にした生活ができる環境になっています。
◆認知症の方が安定した日常生活を営むためのいろいろな環境とサービスを提供してくれる場が必要です？
・個人の尊厳を保ち、価値ある人生を送ること、さらに、家族が安心して生活できることが必要ですので、 加えて、認知症の方の問題に関しては、介護者として、あるいは被介護者として、誰もが当事者となる可能性があることを理解する必要があります。
そういう意味においても、認知症の方は社会全体で支えなければならない存在です。 しかし、現在においても、認知症に対する理解は国民全体に浸透しているとはいえない状況にあります。
◆認知症方の対応に求めれていることは？
・一般の施設において、他の障害をもつ高齢者と同様に、集団の一員として処遇されています。
こうした処遇により、認知症の方は様々な制約を加えられ、ストレスの多い状況に置かれることになり、痴呆症状を悪化させるケースもみられます。
これは、既存の大型規模施設における介護方法では、処遇が困難な場合があることを意味していますので、各自に合ったケアが必要になります。
◆海外においての認知症高齢者対応ですが？
・福祉先進国を中心に認知症グループホームの取組みが普及し、その効果も検証されてきました。
日本においても海外の動きを受け、先進的な取組みとして、認知症グループホームが活動を始めています。
（出典：日本認知症グループホーム協会）
Ⅳ：利用者さんの負担金額基準を記載しました。
≪厚労省の検索サイトを参考に紹介します≫
＜簡単に説明すると？＞
◆入所するには、まず、入居一時金が０円から数百万まで、ホームでバラツキがあります。
毎月の費用は、毎月の介護サービス費（１割負担）に加えて、毎月の家賃+食事代等＋その他生活費で１０万円ホームから３０万円程度のホームといろいろなタイプのグルーホームがあります。内容を詳しく確認することが必要と思います。
◆詳しくは地区と施設環境等、介護保険外部サービス等で違います。
※条件等は、上記に検索サイトを紹介してますので、各自でご確認をして、自分に合ったホームを選択することがよいと思います。
≪介護サービス費は介護度によって違いを紹介します！≫
◆要支援２の方の介護サービス費用ですが？
◆要介護1～５の方の介護サービス費用ですが？
参考にしてください。
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