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山形は日本一の滝王国

僕は自然が好きであちこち出かけてふらふらしているが、滝にはあまり興味がなかった。たまたまあれば、おおっと見る程度。わざわざ見に行ったりはしない。

しかし、どういうわけか女房子供が好きで、あちこち連れて行けと言われて行っているうちに、自分もだんだん好きになってきた。滝には、癒やしの効果があるのかな。

滝と一口に言っても、いろいろある。崖のようなところを直線状に落ちる滝。滝壺が何段も連なる滝。ナイヤガラのように幅の広い滝。幾筋にも別れてとうとうと流れる滝。斜面の途中から突然湧き出す滝。

山形は、全市町村に温泉がある温泉天国であるが、落差5m以上の滝が230もある滝王国なのだそうだ。県内至る所に様々なタイプの滝がある。

僕が行った滝の中で一番迫力があったのは、酒田市の玉簾(たますだれ)の滝。落差63m幅5mの直線状の滝で、断崖を豪快に水が流れ落ち水しぶきがすさまじい。近寄るとびしょ濡れになる。夏は涼しくていい。季節により、ライトアップもしているそうです。

玉簾の滝の近くに、不動の滝、別名開運出世の滝というのがある。ここの滝はやや幅広で、岩肌を勢いよく流れてくる滝である。気持ちが良い滝で、神社の裏手にあるということもあって何か神聖なパワーを感じました。

庄内は鳥海山があるためか滝が豊富で、いろいろな滝が見られる。例えば、遊佐町には胴腹滝という滝がある。鳥海山の伏流水が湧き出す滝で、元は二筋の滝が小さな段々を作って一面苔むした岩場の中を幾筋にも広がりながら流れていく。杉林の中にある滝で、ちょっともののけ姫の世界に入ってきたような気になった。

この他にも大小様々な滝があるのだが、今回は庄内の3つだけ紹介します。機会があれば、また紹介したいと思います。

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