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イチジクの甘露煮

庭のイチジクの実が、熟してきた。ずいぶん生い茂ったので、春先にばっさり枝を切ったから、今年はあまり実が成らないだろうなと思っていたのだけど、負けるものかといわんばかりに枝葉を茂らせ、結局今年もずいぶん成った。

一日に5~6個ほど採れる。あんまり採れても食べきれないので、何個かは鳥にお裾分けとなっている。次々成るので毎日食べられるのだけど、そのうち飽きてきて誰も食べなくなる。採ってから一日二日は良いが、それ以上になると味が落ちてくるので、食べられずに溜まったイチジクを甘露煮にした。

作り方はいたって簡単で、イチジクを洗ってあとは鍋でとろ火で煮込むだけ。煮込むのに時間がかかるので、時短として僕はまずどんぶりにイチジクを入れてラップをかけ、量にもよるけど5分ほどレンジにかける。柔らかくなって水が出るので、それを鍋に移して30分ほどとろ火で煮込む。

煮込む程度も、好みだと思う。僕は、くたっと柔らかくなった程度で良しとしている。もっとカラメル色に変わるまで煮込むのもいいと思う。煮込んだ時にできるシロップは、僕はトロッとした方が好みなので、煮込む最後の方はふたを取ってシロップを煮詰めている。

できたての温かいのも美味しいが、冷やすと甘みが増すので、冷ましてから冷蔵庫で冷やす。シロップも、トロッと成る。イチジク100%だけど、とても甘くて美味しい。砂糖なんて要らない。むしろ余計なものは入れない方が良い。

そのまま食べて無論美味しいが、僕はヨーグルトに入れてイチジクヨーグルトにして食べるのが好きだ。無論、その際はシロップも入れることを忘れずに。すごく甘いので、まだやったことはないけど、レモンの絞り汁なんかちょっとかけたら意外と美味しいのじゃないかと思ってる。いつかやってみようと思う。

美味しいものを食べられるのは、有り難いことだ。 

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