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今年も干し柿を作りました

今年も干し柿を作りました。去年は食べ応えのあるものにしようと思って大粒の柿を使いましたが、なかなか完成しなかったので今年は小ぶりな柿を買ってきて作りました。

干し柿作りは、家族総出で行う年中行事になりました。みんなで皮をむき、カビ発生防止で軽く湯に通し、ひもにつるします。私が子供の頃、親が作っていた時は湯に通したりしなかったしカビも生えなかったですが、ネットで見るとそう書いてあったので一手間増えますが湯に通してます。それもまた共同作業になって、わいわいと楽しい作業になってるからいいかな。

さて、今年は小ぶりだけあって干し柿になるのも早いのですが、日に日に小さくなり一口で食べられるくらいになってしまいました。さすがに物足りないので、来年はもう少し大きめのものにしようと思ってます。

自分で干し柿を作る楽しみは、家族みんなでわいわいやるのもそうですが、熟成されている過程のいろんな状態のものを食べられることでしょう。
早すぎると渋くて口の中が麻痺しますが、黒く完熟する前のオレンジ色の頃合いの時、表面は弾力のある噛み応えで中はジューシーな状態も美味しいです。充分甘いですし、女房殿は黒く完熟した時よりこちらの方が好きだと言います。

私は、ジューシーなのも好きですが、完熟してから冷蔵庫に入れ、表面に白い粉が付くまで追い熟したものも好きですね。要は、自然の力で徐々に熟成されていく過程の時々で、いろんな状態のものを楽しめるというのが自家製の良いところですね。

たくさん作れば時間がかかりますが、20~30個くらいならさほど手間のかかるものじゃ無いので、もし干し柿用の渋柿が手に入るなら試してみては如何でしょうか。言ってしまえば、皮をむいてつるすだけ。あとは自然が仕上げてくれます。家族でやると、楽しいですよ。


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