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私の中のわたしがホッとする、“心の口癖”。

「私なんて所詮そんなもんだから」

これは数年前までの
私の“心の口癖”。

何か落ち込むことがあったとき
悔しいことがあったとき
誰かと比較して
その足元にも及ばなかったとき
自分に嫌気が差したとき

何かにつけ
心の中で呟いていた
「私なんて所詮そんなもんだから」って。

ふと、あの頃の
心の口癖を思い出して
悲しくなった。
そんなことないよ
と思ったし
自分で自分のことを
そんな風に思わないでよ
と言いたくなった。

そう思えている今は
あの頃から
少しは変われたのだろうか。

“悲しくなる”ということは
今の私は当時よりも
自分のことを
大切に思えているのだろうか。

今日、この口癖を思い出したのは
突発的に同じセリフを
つい心の中で
呟いてしまいそうになったからだった。

でも
「私なんて所詮…」
というところでやめた。
違和感があったし
何よりますます
落ち込んでしまいそうだったから。

あの頃は
自分を否定したり
自嘲的になったり
わざと卑下することで
何かから必死に
身を守ろうとしていたのかもしれない。

もうこれ以上
傷つかないように
誰かから決定的な何かを
言われてしまう前に
自分で自分を見下すことで
自分を守っていたのかもしれない。

とても未熟で
強がってばかりで
いつも心が淋しかった。

今の私は
そのセリフを
単なる“言葉として”なら呟ける。
でももうそこに
“感情”を込めることは
できないなと思った。

たとえ何かに失敗して
落ち込んだとしても
ありのままの自分を
肯定して生きていきたいから。

もし今
何か落ち込むようなことがあったなら
今の私は
心の中でなんて呟くだろう。
自分にどう声をかけてあげるだろうか。

いろいろな言葉を
思い浮かべてみたけど
最終的に辿り着いたのは、この言葉。

「大丈夫、なるようになるよ」

ありきたりかもしれないけど
心の中がふわっと軽くなる。

私の中の“わたし”がホッとする言葉。
これからはそんな優しい言葉を
心の口癖にしていきたいと思った。

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