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推しのためにお金を使いたいオタクの話

金持ちの道楽でドルオタやってんじゃねぇんだぞぉ!!!
(推しが武道館いってくれたら死ぬ 第3話より)

こんにちは。アイドルのオタクやってます。ももさんです。

最初にこちらを見てください。中学のジャージは着てないですが、熱量・課金に対する意識ともに私です。ぜひドン引きして帰ってください。

今日は推し活をするうえで、避けては通れないお金と数字の話をしようと思います。オタクは常に金欠です。ただ私は、

推しのためには無限に金を使いたい

自分のためにやりたいことや夢がないのか?いいえ、そうではありません。私の夢、それは・・・・

ライブで推しから自分が米粒大でしか見えないくらい、
大きなグループにすること

私はそういった人が多いんじゃないかと思っていましたが、あまりいないらしく、推しのためにお金を使いたいオタクの気持ちはイマイチ分からないことが多いみたいです。

そういうわけで、意外とレアキャラらしい推しのためにお金を使いたいオタク(以下、課金オタク)がどういう思考回路でどこにお金を使っているかみたいな話を書いてみようと思います。

お金があったら何に使いますか?

私は、推しに使います。
占める割合は、生活費、教育費、、、、その次くらいかな。

動画で出てくる、えりぴよさんのように、

推し以外に使うお金を残してしまったらその時点でオタク失格

とまではいきませんが、
私にとって推しは家族同然なので、自分への投資より高めの位置にいます。
家族への仕送りの気持ちなので、リターンはあまり求めないです。

家族だと思ってるからだよ!!
推しが大事!!自分より!!
自分のブランド品買うより、推しにいい家に住まわせてやりてえよ!!
目に入れても痛くないし、曇り顔は一生見たくないよ!!
推しーーーーーーーーー!!一生笑顔でいてくれよ推しーーーーー!!!

としか言えない。それだけ日々推しに返しきれない勇気や元気をもらっており、私は今日も毎日を過ごせている。

なんなら働けているのも推しのおかげであり、推しがいないと生きていけるかも分からないので、衣・食・住・推し活費という固定費ですらあります。

むしろタダでサービスが受けられるほうがこわい。

タダよりこわいものはなくない?推し、どうやって生活してる?
給料は?事務所に大事にしてもらってる?
課金勢少ないんじゃない?だいじょぶそ?

ってなります。そんな不安な思いをするなら、全然自分で課金した方がましです。

ただ、やみくもにお金を使うわけではないです。お金はきちんと使ってほしいですよね。お金にルーズなのはよくないです。というわけで、私がどんなことを考え、何に課金しているかを書いていきます。

なぜそんなに課金に重きを置いているの?

課金というより数字に重きをおいています。芸能活動をしている以上、数字はついてきますよね。数字が取れている場合どのようないいことがあるでしょうか。私は下記のような感じだと思っています。

・自由度の高い企画が立てられる
・満足のいくアーティスト活動ができる
・アーティスト自身の希望が通りやすい

1つずつ簡単に説明してみると、

・予算が高ければ自由度の高い企画が立てられる
作詞、作曲、コレオ、衣装、レコーディング、MV…etc 芸能活動はお金はかかるもの。予算が低い場合は、MVならロケを諦めることになるかもしれません。衣装も満足なものが作れないかも。発注金額の高い方へは作詞作曲コレオを発注することができないかも。企画の自由度が下がり、本来表現したいと思っていることからかけ離れた企画となってしまう可能性があると考えています。企画の自由度は、予算次第です。
・満足のいくアーティスト活動ができる
予算が低い状態で、新しい楽曲やパフォーマンスを提供しなければならない場合はどうでしょうか。アーティスト自身のベストは尽くすものの、本来表現したかった100%の表現ができない可能性があります。しかし、どんな資金状況かは外からは見えませんので、作品について、アーティスト自身が満足がいかなかったとしても、それがイコール評価となってしまいます。推しには満足のいくアーティスト活動をしてほしいです。妥協してほしくありません。
・アーティスト自身の希望が通りやすい
数字がついてきている(=売上があがっている)状態であるということは、他から借りる必要がないということ。自由な希望をとおすことが比較的しやすい状態となります。逆に、収入が支出を下回ってしまった場合、誰かにお金を借りてこないといけないですよね。お金をタダで貸してくれる人はいないので、条件がつくことになります。この条件がアーティスト自身の希望と異なった場合も、お金を借りている以上ウンと言わなければならない状況が発生してしまうかもしれません。そういった希望とは異なった制約があることは避けたいです。

私の場合は、このような思考過程を経て課金オタクとなりました。推しに自由な発想で、制限なく、満足のいく表現や活動をさせてあげたい、という気持ちです。家族が希望する進路を自由に選ばせてあげたいという、その一心でお金を稼いでいるような気持ち。それだけ。

どんなことに課金をしているか?

だいたい課金できるものは、課金しています。ただ、別に私はこのサービス全て青天井で課金しているわけではありません。月々の予算を設定してその範囲内での課金を心がけています。なので、常時すべてを契約しているわけではなく、時期によって契約と解約を繰り返しています。課金する理由も書いていきたいと思いますので、自分が課金する際の参考にしてみてください。

・ファンクラブ
・有料会員向けメールサービス
・CD、DVD、ダウンロード購入
・グッズ
・有料TV放送
・有料配信コンテンツ
・radikoプレミアム
・Youtubeプレミアム
・ストリーミングサービス
(Apple Music, LINE MUSIC, Amazon Musicなど)
・雑誌
・雑誌読み放題系サブスク
・メンバーが仕事で使用したもの
・ライブ、遠征

では、1つ1つについて何を考えて課金しているかを書いていきます。

・ファンクラブ(常時加入)
ファンクラブの会員数=お金を出すファンの人数の指標とされると考えているからです。多少、FCに対する特典が薄くても会費が安い場合も多いですし、とりあえず課金脳ならノータイムで入るのがFCです。
・有料会員向けメールサービス(推しだけ加入)
単純にサービスに対する課金と、この数字が推しの人気指標となるためです。推しが考える文章への原稿料でもあります。日々、推しに感謝。
・CD、DVD、ダウンロード購入(チャートに反映されるタイミングで購入)
チャートの順位が高いほど、人気の指標となるからです。自分の推しグループが一番だと誰しも思いませんか?オリコンやビルボードの順位が高いほど、音楽番組やフェス等への出演オファーが来る確率も増えます。なぜならオファーする側はチャートを見て人気かどうかを判断しているからです。人気だから推しにオファーが来ます、ではなく推しが最高だからチャートのトップに入れて、他の人に知ってもらうチャンスを増やしたいという逆転の発想です。推しis最高をチャート上に実現させる手段だと考えています。
・グッズ(前回作品の良さに応じた予算を設定して購入)
利益率が高く、ダイレクトに推しのいるグループに活動資金を渡すことができるからです。ライブは儲かりませんが、グッズは儲かります。中でも一番儲かるのはTシャツです。インスタグラマーなどがアパレルのプロデュースをしたがるのは、儲かるからです。Youtuberが1回のグッズ販売で5000万円売り上げたという話もザラです。だいたい原価は3割なので、3500万円が推しの資金になると思うと、ライブや供給のクオリティが高まりそうで、興奮してきませんか(課金脳)。
・有料TV放送、有料配信コンテンツ(推しが出演する月だけ加入)
単純に視聴したいのと視聴率のためです。また、アーティストを見たいためという理由で加入すると、数字を持っているということになり起用されやすくなると考えます。名前だけでも覚えて帰ってくださいを業界の方にできるというのは最高ですね。
・radikoプレミアム(推しが地方局のレギュラーをする期間のみ加入)
単純に聴きたいのと聴取率のためです。アーティストを起用した際に、番組の聴取率が高いと、また番組に呼んでもらえると考えています。なので、アーカイブはradikoで回す。数字のために。
・Youtubeプレミアム(常時加入でリリース集はプラン変更)
MV再生回数のためです。無料ユーザでは様々な方法を駆使しないとなかなかカウントされない再生回数ですが、プレミアムユーザだとあまり気にすることなく再生回数を増やすことができます。とても効率がいいです

更にチャート対策週にはYoutubeプレミアムのファミリープランに入ります。これは1アカウントで5人まで使えるというものです。5倍の効率で回すことができます。
・ストリーミングサービス(基本のものを1つ、リリース週は全部加入)
Apple Music, LINE MUSIC, Amazon Musicなど

ストリーミング再生回数のためです。各サービスのランキングやレコメンドにいると、特にそのアーティストを追っていない人でも聴いてくれるのがストリーミングサービスの強み。利用しない手はありません。

チャート対策週には、全部加入してぶん回します。ストリーミングサービスは金額の割に回せる回数が多く、YouTubeより効率が良いので最高すぎると思っています。
・雑誌
雑誌の販売部数を伸ばすためです。推しが起用された雑誌の販売部数が多ければ、また起用されたり、出版業界は狭いので評判を呼び、他の雑誌でも起用される可能性があります。私の推しはモデルをやりたい子が多いので、雑誌は良く買います。
・雑誌読み放題系サブスク
雑誌は置き場所に困るので、サブスクにも頼っています。サブスクの場合は開いた雑誌や参照したページなどもデータが残り、出版社側に印税とともにデータ提供されますので、こちらも推しの起用に繋がりますね。
・メンバーが仕事で使用したもの
モデルや番組をやっていると、仕事で使用した衣装や備品が色々とありますね。それを購入して「推しが使っていたから買いました」というレビューを投稿をする。ファンの中で何人がお金を払って買うか。通販サイトと同じなんですが、見ている人のうちの買った人(コンバージョン)率が高いアーティストであれば、また起用が期待できますし、CMのオファーもあるかもしれません。
・ライブ、遠征
これはもう以上の日々の課金の集大成ですらありますから、株主総会のようなものです。素晴らしいパフォーマンスを見せてもらうことにより、今までのしんどい労働の日々が、節約の日々が、数々の散っていったお金が走馬灯のように・・・まあ私の場合、ライブパフォーマンスが良くなかったら、そもそもお金を払おうとは思いませんが。

課金ってすばらしい

ここまで読んできて、お気づきの点はないでしょうか。
実はお金を払うだけで、推しの活動資金を増やすだけではなくプロモーションや布教までできるのです。なんて簡単で効果抜群の方法でしょうか。

というわけで、私は大いに課金を勧めたいと思います。
お金はあるが時間がないオタク、細かいことを考えたくないオタクは課金せよ。自分で稼いだお金ならだれにも文句を言われずに惜しみなく課金できます。労働って尊い!推しの活動資金としてぶっこむ金がもらえる!

少し現実的な話をしますと、私はインディーズバンドや地下アイドル(女子)の界隈を通ってきており、まだ人気に火がついていない状態で、お金を出すオタクが少なかったために数字が伸び悩み、外部から資金を得たりした結果、様々な人に口を出され、クオリティが下がり迷走し、消えていくグループというパターンも見てきました。

群雄割拠のアイドル戦国時代、唯一無二の存在感を示すためには多少無理やりな手段でも数字を作っていく必要があると私は考えています。

最高の楽曲とパフォーマンスがそこにあるなら、お金を出す価値は十分にある。常に安定した数字を誇り、1日でも長く、自由なアーティスト活動を支援したい。だって推し、超超頑張ってんだもん。

推し is マイライフ。推し活 is マイ生き甲斐。

我ら課金オタクは「あしながおじさん」協同基金。
私はよく自分のことをおじさんと呼びますが(女ですが)
実質おじさんなんです。我々課金オタクはあしながおじさんです。

推しは推せるときに推せ。
推しにお金を払える今このときが、何よりの幸せなんだ。
(と課金オタクは今日も軽率に課金するのであった)

最後に私の推したちのライブを見て帰ってください

実に推したくなる推したちだと思いませんか。あしながおじさんに土下座してでもなりたい推したちです。ぜひ軽率に課金してください。

神的ライブ!!
好き!!!一生好き!!!
推したち一生、A・I・SHI・TE・RU!!!!

櫻坂46

OWV

INI

OCTPATH(まだデビュー前でライブパフォーマンスがない)

オタク、、何背負ってんだよオタク、、、

と思った方はこちらもご覧ください。

以上、ドルオタのももさんでした。

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