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宿題は家でしないと決めていた娘

昨日娘から「着付けの資格を取った」
と報告がありました。

いつの間にかそんなこともしていました。


それで、娘の小さい時から色々と思い出していて、
親としては感謝だったけど、
学校の先生から見ると、
特に小学校では大変だったろうなぁ
と思い起こしていました。


うちの娘の担任の先生になった方々から
よく言われていたことがあります。


「娘さんは意思が強い」


親の私からすると、
「そうですか」
くらいのことですが、

担任の先生方々は
そんな娘のことをいつも感心してみてくれていました。


何に感心していたか


宿題を学校ですべて終わらせている


いやいや、先生からすると
宿題は家でするもので、
そこで感心しているわけではないと思うんです。

でも、個人懇談なんかでお話していても
決して嫌味には聞こえない

だから、感心してくれているんだと
私、思ったんです。


娘は

宿題は家でしない

そう決めていました。


家はくつろぐ場所、
学校は勉強をする場所
そう決めていました。


その意思の強さのオーラが出ていたのか

どの担任の先生も


宿題を学校ですることに
特に問題はないんで大丈夫です


と娘を気づかってくれていました。



さらに、
小1、小2、小3、小4までよく言われていたのが、


字が小さい


そう、
特に国語のノート
マスが大きいんですよね。

その大きなマスに
キーボードのひらがなくらいの小さな字を書くんです😅


もう少し大きく書くように
お母さんからも言ってもらえませんか?


ついに小3の担任の先生にお願いされました。

先生にお願いされたことを娘に伝えると


「イヤ、省エネだから」


そうなんです。
わかってました。
大きいマスに大きい字を書くと時間がかかること。

字はあってるのに、大きく書いて時間を取ることに
娘は意味がないと考えていました。


なんてったって、学校の限られた時間で宿題をするので、
何の時間を削るかといったら、字の大きさになったようです。


先生には

「省エネで小さい字を書いているので大きく書くのは難しいみたいです」

と伝えると
やっぱりそうですか、という感じで少し残念そうでした。


小5からはマスが小さくなっていくので、
字の小ささが目立たなくなって
先生も気にされていないようでした。


ともすると、
わがままと見られてしまうような娘の言動


担任の先生方々が娘のペースを見守ってくださったおかげで、
伸び伸びとした感性豊かなしっかり者に育ちました。


私が、

「家はくつろぐところだって言ってます」
「省エネで字を小さく書いているって言ってます」

そう伝えると
娘も親も否定せず
どの先生も

「そうですよね。わかります」

というスタンスで接してくださいました。


どの先生も娘の一番良いところをわかってくれていました。

決めたらブレない

それを伸ばすことに力を注いでくださいました。


娘が決めたことには、
ちゃんと意味があるということをわかってくれていました。


長い時間を過ごす学校で、娘の意思を尊重してくださったこと。


本当に感謝しかありません。
ありがとうございます。


おかげさまで、20歳。
成長まっさかりの大人になりました。



〇最後まで読んでくださってありがとうございます!








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